また悲惨な結末になりますよ

南西諸島の軍事要塞化は間違いなく破綻します。
これは戦術面は無論、戦略的、経済的など多角的な観点で現実を俯瞰した上での警告です。

中国GDP、通年ベースで10年以来の加速-前年比6.9%増

全てのベースとなる経済面でみても
中国経済が日本と比較にならないくらい成長してるのは事実ですし
仮に経済的危機に直面しても、少子高齢化でお先真っ暗な日本に比べ
中国のほうが自力も回復力も備えてるのは、間違いありません。

それを無視して軍拡競争して勝算があるなら、やればいいと思いますよ。
個人的にはあの第二次大戦中より悲惨な結末を予見し自己防衛モードに入ってますが
明治維新150年。
一億人で壮大に調子こいて最終的に大間違いするのが明治以降の常ですからね。

自分たちの近視眼的な利己によって自滅するのに他人を巻き込んで欲しくないもんですよ。
だからこそ、こうやって前もって書いてるわけです。
th_チョークポイント
この南西諸島のバカバカしい自衛隊配備。
ご覧の通り、後述する尖閣諸島云々というより、こんな感じで
中国艦隊や航空機の海峡通過を阻止する目的があるようですが、ハッキリ言います。

中国艦隊はこんな相手のSAMやSSMが待ち構える場所、絶対に絶対に通過しませんからね。

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今だって普通に公海上を通り太平洋へ出れるんですよ。
こんな相手にとって有利な場所へノコノコ出るほど中国艦隊はバカじゃないですし
黙ってても衰退の一途で専守防衛の国。
わざわざリスク冒して通過するメリットが何もありません。

そんなわけで、最初から結論言いますが
南西諸島の自衛隊配備は100%無駄です。

相手の牽制になるだけマシと思ってません?
冗談じゃないですよ。こんな自然遺産壊して膨大な国費を使う無意味な軍事要塞化。
何かあれば戦術的な目標になるだけで、結果が同じなら無いほうが遥かに遥かに有益です。
経済的にも戦略的にもね。

いいですか、どっちが先に手を出すか知りませんが
いざという時、中国は長射程のミサイルを撃つだけで事足りるのです。


これは、尖閣諸島も同じですよ。
ロシア、中国に「S400」供給開始
最新鋭対空ミサイル

th_S400

今後、中国のミサイルで長射程なのは弾道ミサイルや巡航ミサイルだけではありません。
同じ大袈裟ミサイルシステムでもロシアから供与されるこれは
自衛隊の中SAMなんかより先進的でコールドローンチを採用する
長射程なS-400は尖閣諸島も射程へ収めます。
すなわち、尖閣諸島において自衛隊は制空権を絶対にとれませんよ。
中国は戦闘機すら飛ばす必要はないのです。
(もともと戦略的にも飛ばす意味ないですし)
そして、ロシアはS-500という射程600kmの地対空ミサイルを開発中ですし
中国の防空システムも成長率に伴う範囲内で随時アップデートされていくでしょう。

当然、中国もこのシステムを元に自国版を開発するでしょうね。

制空権がとれないということは、戦略的な敗北を意味しますし、
どんな形で尖閣諸島で紛争になるか知りませんが、安全な国内から
ミサイルを長射程で大量投射できる中国は絶対に負けないでしょうね。

一大隊で32発も同時攻撃可能なこのシステムが6大隊分供与されますから、
尖閣諸島で制空権を維持するのには十二分な飽和攻撃がアウトレンジから仕掛けられます。

だからこそ、自衛隊も尖閣諸島へ基地を置かないのでしょう。
航空機だけでなく固定目標は確実に破壊されますからね。

そういうわけで、尖閣諸島だけでなく他の南西諸島の各基地も空港や港湾も
何かあれば中国のミサイルよる投射で固定目標は確実に破壊されますからね。
飛んで火に入るなんとやら、自衛隊の”奪回”部隊も
中国のミサイル投射による各個撃破。その格好の標的ですからね。

待ってりゃ日本各地から南西諸島へノコノコ部隊が集まるんですから
そこへミサイル撃ち込めば勝手に消耗するんで楽ちんちん。

その後、自衛隊の移動式部隊と共に孤立無援で取り残される
民間人も含めた南西諸島の地獄絵図は改めて書くとして

th_広域防空レーダー
th_主要防空レーダー

尖閣諸島周辺は完全にアウトレンジから攻撃できるように
超水平線で早期警戒な探知網も構築していますし、これも年々広範囲へアップデートされていきます。

いいですか、以前も書きましたが
相手は遥か洋上を航行する米国の空母艦隊を相手にしてる国ですよ。
th_新型空母キラー
とんでもない長射程でね。
そんな中国にしてみれば尖閣諸島の周辺海域なんか庭も庭。

th_OTHレーダーth_OTHradar.jpg
ロングレンジなのはレーダーも同じ。
長短の超水平線レーダーを使い分けてまして
前の前をデカイ「いずも」なんか移動しようものなら100%の確率で探知されますよ。
th_AWACS中国
ジャミングしても電子戦へ耐性の高い
探知距離が400kmもある早期警戒機や偵察機を内陸の高空で飛ばせば済みますからね。
th_洋上監視
(600km洋上監視が可能な偵察機を飛ばせば内陸からでも尖閣諸島は範囲内)
確実に自衛隊の艦隊や航空機は補足され、長射程のミサイルで徹底的に破壊されます。


th_新空母キラー
憲法変えて先に手を出そうもんなら、弾道ミサイルから巡航ミサイル含め
中国の長射程ミサイル攻撃の発射体、それは殆どが移動式。
これらを全部破壊しない限り確実に容赦なく反撃してきますからね。

th_空母キラー最終段階
長射程で遥か洋上の米国空母艦隊すら高精度の誘導で狙う相手に
南西諸島という限定も限定された海域で
中途半端にデカイ「いずも」如きが目の前通過したら的も良いところ。

本当にバカで破綻した戦略ですよ。この場合、戦略ですらないですがね。

そして、この差は年々拡大していきますし、中国には尖閣諸島近海で限定戦争する理由もないですし
尖閣諸島で中国相手に限定戦争仕掛けるなら自衛隊は100%確実に負けます。
この基本構造はレールガンなどの新兵器が出来ない限り変りませんし
できたとしても自分から手を出さない限り、確実に経済的な差が拡大する
戦略的な優位性は変りません。いずれ必ず追いつきます。

ドローンや自衛隊が自信満々なASWやサイバーエリアにおける新戦略など
まだまだ中国の戦術ネタは山ほどあるんですが、この辺で

戦略というのは、経済も含め、平時から戦わずして勝てる態勢を整え
その延長に初めて成立するのでして
その壮大な失敗例が第二次大戦における枢軸国側であり、成功例が連合国側。

例えば、中国はわざわざ日本へ攻め込まずとも長大なシーレーンを寸断すれば
息の根を止められますし、中国は年々その能力を着々と身に付けています。

この失敗例も自分の生命線も考えず思い上がって他国を侵略したあの戦争で示されてますが・・・。
今度も南西諸島を舞台にして身の丈に合わない愚かな軍拡を繰り広げ
この国は壮大に自滅しますよ。断言します。

その沢山あるのに気付かない理由を一つずつ挙げていきますからね。
もう、後戻りできない今だからこそ