奄美群島&ミサイル基地問題の記事 (2/26)

山頂に隠れたもう一つの秘密演習場(ヘリパッド)後編

さて、奄美大島では北は地対空ミサイル、南は地対艦ミサイルと
役割別に分けられ配備される駐屯地の他に
演習用として秘密裏に提供されてる空き地が西古見集落では確認済み。
大棚集落の郊外の山上には裏とりこそ今年の演習待ちですが、最新版が発見されたわけです。

th_ヘリパッド
この図を見ても解る通り、その位置は奄美大島に配置される
駐屯地や港湾や空港等、戦術的な要衝
それをフル活用するのに理想的な場所へ配置されてます。

th_多角的な兵站

どういうことかと言いますと、
ご覧の通り空港や駐屯地内に設置されるヘリパッドを活用すれば
ミサイルの弾薬は無論、各種兵員や物資の輸送。
空輸による兵站を全島規模で多角的に実施可能。
当然ながらゴルフ場やグラウンド等も使われますが、平地の少ない奄美において
大棚集落や西古見集落など
秘密裏に造成されたヘリパッドが如何に重要な位置にあるか?それが理解できるでしょう。

th_港湾
当然ながら空路だけでなく大量輸送が可能な港湾とも連携し運用されるでしょう。
平時においては・・・。

しかし、有事の際はかなり事情が異なってきます。
th_有事の際
以前も話しましたが、ヘリパッドや港湾や駐屯地など
動かない固定目標は有事の際、初動で徹底的に破壊されます。
どっちが先に手を出すか知りませんが、大量に投射される中国のミサイルは
弾道ミサイルも巡航ミサイルも全て発射プラットフォームは移動式です。

なので残存性の高いそれらは確実に固定目標を破壊してきますよ。
今日みたいな衛星画像も得られない荒天の日でも
固定目標は座標を入力するだけで済むので探す必要すらなく一切関係ないですからね。

th_Type_12_Surface-to-Ship_Missile.jpg
自衛隊もそれを知ってるから、
わざわざ最初から奪回を念頭に置く間抜けな作戦を立案してるわけで
この部隊も駐屯地や港湾等が敵ミサイルでぶっ壊された後に
島内をヒット・アンド・アウェイで逃げ回る移動式なわけです。

ですが、何度も何度も話してる通り、ミサイル部隊はこの発射車輛だけでは完結しません。

th_ミサイル運用
空用も船用も役割別に分けられた10数台の車輛がワンセットなシステム。
つまり、ミサイル撃つ車はあくまでも発射台。
敵を探して管制する車輛は別なわけでして
それらはどうしても電波が遠くまで届く山上に配置する必要があり
対艦ミサイルなんかそれでも足りず、飛行機と連携するくらいな程。

宇検村
ようはミサイル発射用の車輛なんか敵を見つけ、狙いを定めるまで
トンネルにでも隠しておき、撃つ時だけ顔を出せば済むのです。

ですが、その発射台へ目標の諸元などを伝送する車輛は違います。

th_スクリーンショット 2017-10-12 2033
ご覧の通り1番から5番までの手順。
特に1〜3を担当する車輛は何度も何度も言いますが
どうしても山上へ展開する必要があります。

th_車輛展開
そういう意味でも、大棚集落の山上にある造成地は
東シナ海を望めますし地対空、地対艦問わずミサイル部隊の車輛が展開するには
実に理想的な場所でありただでさえ平地が少ない奄美大島。
おそらく、こういう場所がまだまだ秘密裏に造成されていく可能性は非常に高いです。
20121214055021fa2s.jpg
有事の際は間違いなく破壊される宮古島や沖永良部島の固定式レーダーサイト。
その代替として航空自衛隊の移動警戒隊が展開する場所としても
山が高く電波が遠くまで届く奄美大島は色んな意味で理想的ですし、
航空自衛隊の移動警戒隊が奄美に配置される理由はまさにそこにあります。

当然、それだけではありません。
自衛隊版海兵隊の主力装備であるオスプレイ。
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それが展開する場所としても秘密裏のヘリパッドは理想的な場所にあります。
実際に低空飛行訓練した海兵隊のオスプレイが使用してるルート
とも重なる大棚集落。

この海兵隊の訓練はレーダー探知回避のため高速で低空飛行するルートですが
th_離発着
この秘密ヘリパッドは山側からアプローチすれば集落民に気付かれることなく
低速で音が煩いヘリモードへ転換しても離発着訓練等が可能だと思われます。
日の丸バンザイな西古見集落も同じですよ。

そういうわけで、奄美大島の軍事要塞化は絵空事でない現実的な事柄。
ですが、それは絶対に勝てない中国の脅威を背景にした
実にバカバカしい破綻した代物。

それは解る人でなくても解ると思うのですが、この国は残念ながら
あの愚かなインパール作戦をやった国であり、今もそれを繰り返そうとしてるような国。

こういう指摘を無視し、不毛な軍拡競争へ突き進む可能性が非常に高く
有事が無くても、GDPに対して過剰な軍備で破綻する恐れアリ。
我々は旧ソ連側にいるのです。

なんで、面倒くさくても、それを一つずつ一つずつ
指摘していこうと思っております。
米国の脅威に対抗し軍備増強した旧ソ連で軍縮を唱える程
バカバカしい作業もないのですが、それが現実なんですから困ったもんです。ハイ

山頂に隠れたもう一つの秘密演習場(ヘリパッド)前編

昨年、非公開だった鎮西演習。
そのニュースリリースにはない奄美大島は大和村。
そこで自衛隊のレンジャー部隊の一つである第12普通科連隊が活動してるのは
昨年11月にイベントで来島された全国の有志の方の尽力により確認されていました。

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ご覧の通り、大和村は大和浜集落の小学校や体育館前で車輛やバスを確認してましたが
当然、レンジャー部隊の活動がこんな呑気な場所で終わるはずがなく
自衛隊最大規模の実動演習である鎮西演習。
必ずや山中に入り実戦的な活動をしてると僕らは予想してました。

で、年末に東京から遥々とお越しの客人を案内してる途中。
その痕跡というか、根拠地にしたと思しき場所をついに発見!
以下に長々と記しますが、発見時の広大さを静止画で体感して頂けるように
敢えて沢山の画像を使っておりますが、その辺は趣旨を理解して頂き、ご容赦をば。

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で、鎮西演習で第12普通科連隊が確認された隣の集落が大棚集落なんですが
(ビッグダディで有名)
その大棚集落へすら行かず、その途中を折れた先の山に
大規模な採石場があり、夏にもこの場で動画と共に紹介したばかりで
そこも辺野古へ運ぶであろう石を砕く酷い場所なんですが、その更に山頂へ行くと・・・。
ご覧の通り、以前は見たこともない広大な造成が成された場所を発見!

ここは僕もバイクで林道を経由しよく走ってた場所で、以前こんな場所はありませんでした。

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兎にも角にもその全貌を把握しようと砂利を押し固めた造成地を歩きます。
しかし、歩いても先が見えない程の広大さ
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砂利の新しさや造成の仕方を見るに
自衛隊の野営展開地ではないか?という疑念がすぐに沸き立ちます。

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ご覧の通り、意図的に造成されたのは明らかです。
何の目的もなくこんな広大な造成をするはずがありません。

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どんどん歩いていきます。(もうこの辺で息も絶え絶え。とにかく広い!)
反対側も綺麗に造成されており、その際(キワ)の作りは自衛隊の駐屯地と大差ありません。
大型車輛も含め自衛隊が野営地にするには十分。
少なくとも個人が私有でどうこうするレベルの造成ではありません。
もし、そうなら相当な変わり者の大富豪です。

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その先には更に一段と高い造成場所が!
構造を見るにまるでヘリパッドです。その手前には火を炊いたと思われる穴や
ベンチ代わりにしたような岩も確認できます。

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ヘリパッドと思われる造成へ入ります。

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雑草の生え方等を見ても、つい最近造成されたのがわかります。
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ご覧の通り、その中も非常に広大。
輸送ヘリのチヌークが展開するにも十分。勿論オスプレイや各種ヘリも
奥には林道が通じて、更にここから特殊部隊が山中へ入り込めます。

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山上にあるので当然、周囲は見晴らしが良く
集落もないので湯湾岳のある山側からアプローチすれば
周辺住民に気付かれることなくヘリ等が離着陸可能。
何しろ下には採石場があり、その騒音で諸々カムフラージュできますからね。

まあ、構造的に手前が野営場所、奥がヘリパッドで
自衛隊が昨年の演習で使用したのは間違いないでしょう。
西古見集落の前列もありますからね。後は今年の演習でウラをとるだけです。

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その前に、ゲストを案内する途中だったので興奮し画像も詳しく撮れず仕舞いでしたし
タイミングを図りながらこの林道の先もバイクで詳しく確認しないとです。
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奥には新たに森を切り開いて造成工事してる場所もあるので、そこも確認の必要あり。

まあ、そんなわけで、今度も大人の秘密基地が新たに発見されたわけです。
大和村の山の上で、それも非公開な鎮西演習。
その点と線が完全に繋がる形で。

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これは山腹にある採石場を麓から撮影した画像ですが(これだけでも酷い惨状)
よく見て下さい。左上に大人の秘密基地が確認できます。
この場所はトンネルを出た直後で大棚集落から離れた場所にあります。
もちろん採石場の音に紛れ秘密裏に造成された可能性大(勿論、演習も)

当然、採石場と同じ山上にありますから、地権者も西古見集落の秘密ヘリパッド同様に
国費でウハウハの建設会社の可能性大。
砂利などの材料もすぐ下の採石場から良質なのが入手できますからね。

しかしまあ、同じパターンで繋がりますね〜ホント。
そんなわけで、大人の秘密基地。その多目的に活用できるメリットは後編で

そして、この秘密のヘリパッド。
今この瞬間もオスプレイ等が秘密裏に利用しようと思えばできるんですよね〜



要塞化へ向けた布石は着々と

いよいよ隠れヘリパッドから更にワンステップ踏み出してきました。
観光を隠れ蓑にしてますが、これは確実に軍事要塞化への布石ですよ。

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それは、このコンクリート議員の原点であり、西古見集落へアクセスする道を見ればわかります。
見ての通り、集落の直前の管鈍集落辺りから道は不自然なまでに異様な広さを誇ってまして
人口30人の集落へ続く道ではありません。ハッキリ言って。
クルーズ船誘致へ 
瀬戸内町・西古見地区

そして、あり得ないこの計画。
鎮西11
そんな色んな意味であり得ないカントリー・ロードは
例の日の丸振って自衛隊万歳広場の前へ続いてます。
集落の中やその前後は超狭いクネクネ道なのに・・・。
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対岸の加計呂麻島から見てもご覧の通り、法面工事も含め不自然なまでに力入れてます。ハイ
殆どジジババしかいない文字通りの辺境にある限界集落なのに。
しかし、それもこれも人口30人の集落へ不似合いで異様なクルーズ船観光誘致。
バレバレな隠れ蓑をした自衛隊のための道路と思えば全て納得。
これぞ親方日の丸な国費パワー。そりゃジジババも万歳しますよ。
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その手前の道もご覧の通り橋まで作って着々と拡張の準備してます。

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その手前にある篠川集落。
ここが奄美大島南部で今後展開されるであろう軍事要塞化。
その色々とポイントになる集落でして、
現場へ行けば西古見集落にも繋がる港湾整備用の巨大な重機船が停泊しています。
そう、いつでもこのエリアは大型船が接岸できるように
浚渫や防波堤などを整備できる態勢が整っていまして、
そうなれば例によって親方日の丸なコンクリート利権でウハウハ。
それに伴うのかは知りませんが、集落の上の山上では森を壊し謎の造成工事中。
th_鎮西篠川
この奄美大島は南部にある瀬戸内町の篠川港。
自衛隊が今のままでも臨時の応急埠頭を敷設する訓練を
平成27年の鎮西演習で実施してまして、
いかにここが戦略的な要諦として自衛隊が位置付けてるか?
よくわかりますが、その軍事的な重要性は後に解説するとして
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ここへ接続する途中もトンネルを通して拡張する工事をしています。
何故か?それはこの先を進めばわかりますが、その事実は地元民にも隠蔽されてるので
統合俯瞰図
俯瞰図でみましょう。
ご覧の通り、昨日書いた統合演習エリアである江仁屋離島を望む西古見集落へ続く
篠川集落ですが、その先には無惨に自然を破壊しながら整備中の駐屯地があるのです。
輸送艇
輸送
例の統合演習エリアへのアクセスは勿論ですが、西古見集落やそれに続く篠川集落は
駐屯地へ物資を輸送するのにも拠点として活用しやすい場所にあるのでして
通常は名瀬港から節子駐屯地の大規模弾薬庫へ輸送されるでしょうが、
有事の際は固定目標である港湾は確実に破壊されるでしょうから
篠川集落での応急埠頭訓練は必要なわけです。

ですが、通常港湾は固定目標なんで確実に破壊されます。
それを考えれば西古見集落のクルーズ船を名目にした軍港化も最初から破綻してるんですが・・・。
それは、この際置いとくとして

有事さえなければ軍港機能を付与された西古見集落や篠川集落は
演習場や兵站の拠点として自衛隊にとっては使える場所なのです。
篠川ルートならば人目について遠回りな古仁屋を経由しなくて済みますからね。
通常ルート
そんな近道である篠川ルートですら、
こんな感じでリアス式の海岸線を延々とクネクネ移動しないといけないので
軍用道路としては極めて使い勝手が悪いわけでして
上記のように観光を隠れ蓑にしてトンネルやら橋やら道路の整備を急いでる次第。

しかし、例の隠れヘリパッドを活用すれば
空輸ヘリ
西古見集落へ限らずヘリが離着陸可能な場所さえあれば駐屯地の弾薬庫から
事前集積
こんな感じでミサイルの弾などを集積地へ空輸することは可能ですし
山中の集積場所から他の移動陣地等へ空輸するのも同様。

しかし、そんなチマチマしたことしなくても一石二鳥なルートが奄美大島南部にはあります。

宇検中央林道
ご覧の通り、駐屯地から旧国道を経て宇検村の赤土山から入る
宇検中央林道を活用すれば、各種輸送だけでなく部隊の展開訓練にも活用できるので
間違いなく自衛隊は狙ってきますよ。
中央林道看板blog_import_52aa47bb53336.jpg
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僕も赤土山から入って昔からこの山中を確認してますからね。
この場所は西古見集落へのショートカットにも使えますし、
ご覧の通り野営も含めたミサイル部隊の活動にも使える舗装林道。
勿論MCVなどの装輪装甲車輛も通行可能。

宇検村
こんな絵面のよいミサイルの発射車輛本体。
演習ならともかく、有事の際にこんな目立つグラウンドなんか置いたら攻撃されやすいんで
何度も申してる通り、各種役割別の車輛がゾロゾロと山中を移動して運用されることになります。
その際、旧国道をバイパスしたトンネル等はミサイル発射車輛の隠蔽に役立ちますが
レーダーや無線伝送をする車輛は電波の送受信の効率を考えれば山上に展開しないといけません。

その際に上記の林道はミサイル部隊の車輛が展開するには実に最適ですし
通常の訓練にも活用できますし、旧国道を経由すれば昼間でも殆ど誰にも気づかれず訓練可能。
夜間ともなればやりたい放題でしょう。

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この目立つタイヤ戦車も余裕で移動訓練ができます。
絶対に活用しますよ。
だってこの地域は山深いのに国立公園から外れてる地域もありますからね。
th_国立公園
そんなわけで、奄美大島では軍事要塞化のための布石が着々と打たれてるわけです。

blog_import_52aa51e8c8369.jpg
これは大昔バイクでツーリングしたスマホのログ画面ですが、
久しぶりにこの辺もログを採取しながら色々と確認してこないとですね。

そして、こんなのまだまだ奄美大島の軍事要塞化の一端も一端。
本当に奄美大島にとって自衛隊こそ生活地域へ近い場所で演習を行う切実な問題なんですよ。
特に自然と戯れてた自分にとってはね。
何も考えず大人しく自己と向き合いながら静かに生きてくつもりが
向こうから破綻した軍拡競争を背景にズカズカ押し入ってくるんですから、許してはおけません。

そんなわけで、奄美大島固有の目の前の現場と過去のアーカイブが見事に点と線で繋がるネタ。
それを今後も野良犬流に叩き付けていきます。


オスプレイが飛び回るには最高の演習場。江仁屋離島

さて、奄美大島の軍事要塞化。隠れヘリパッドと同じく

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そのコアになるであろうこの無人島についても色々と書いてみますか。

th_概要図拡大

自衛隊の開示資料にさり気なく、本当にさり気なく、点線で囲まれたこのエリア。
江仁屋離島とわざわざ明記されてる場所。
実に実に大事なエリアでして。基本的に事なかれ主義な親方日の丸。
それがわざわざ書くということは、相当な意味を持つエリアなわけです。
九州から沖縄まで幅広いエリアのある自衛隊は西部方面隊の中において
この点線のエリアがどれだけの重要性を持つか?それは例によって過去のアーカイブ
を紐解いたり、自分で足を運んで多角的な角度で島を見れば明らかになります。
th_鎮西8th_鎮西10th_江仁屋離島ファストロープth_江仁屋離島 偵察

ご覧の通り、西古見にある秘密裏のヘリパッドへの着上陸訓練にも使われた
おおすみ型輸送艦「しもきた」等を発った潜入部隊が
おそらく尖閣諸島に見立てた江仁屋離島へ海から空から
昼夜問わず、あらゆる方法で着上陸訓練を行っておりまして、この島。
ハブのいない無人島でして、それだけでも毒蛇だらけの奄美大島周辺で
自衛隊が着上陸訓練するには最高の条件を備えてます。

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th_20171018-IMG_7189.jpg
これは奄美大島は西古見側から江仁屋離島を見た画像です。
ご覧の通りビーチが見えまして、僕も加計呂麻島へ渡るまでは
なるほど、ここで着上陸訓練やるのか〜と思ってました。

しかし実に多面的な江仁屋離島。まだまだ裏の顔がありまして

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加計呂麻島側から見ると、また別な顔が見えてきてます。
むかし加計呂麻島へ渡航した際、
加計呂麻島北端にある最果ての実久集落を自衛隊が野営場所にしてました。
その実久集落が上の画像の手前にある漁港のある集落でして
なんで先には何もない辺境の集落で、わざわざ野営するのか不思議に思ってましたが、これで納得。

th_実久ゴムボート
俯瞰したり別の角度で見れば、ご覧の通り。また別のビーチがあるんですね〜。
なるほど、江仁屋離島へ上陸訓練するために実久集落を拠点にしてたとすれば
過去の不思議な野営も綺麗にパズルのピースがバシッと合います。
何事も自分で足を運び調べてみるもんですよ。

ご覧の通り、江仁屋離島には3つもビーチがありまして、最高の訓練環境。

それだけではないですよ。

th_江仁屋離島ヘリ盆
th_鎮西28
江仁屋離島は水路だけでなく空からヘリボーン訓練も可能で
ご覧の通り、沖合の輸送艦から実銃抱えた完全に実戦モードのレンジャー部隊が
ヘリによる展開訓練を実際に行っています。

th_20180102-IMG_1883.jpgth_20180102-IMG_1884.jpg
あんな島のどこにヘリボーンできる場所があるのか?と現場へ足を運んで多角的に見ると
それっぽい場所が西古見へ行く手前の集落から見通せますし

th_ヘリボーン場所
衛星画像ではこの奄美大島や加計呂麻島からは見えない角度にある
ビーチ脇にもそれっぽい場所があります。
th_4002.jpg
そんなわけで、江仁屋離島は陸上自衛隊と海上自衛隊が連携し、
沖合の艦船等をハブとして利用し統合的な訓練を実施するのには最適な無人島。
th_沖合
ご覧の通り、ヘリボーンにファストロープ降下、ゴムボート等
沖合の艦船から多様な着上陸訓練が可能。
いずれ、佐世保に新設される自衛隊版海兵隊である水陸機動団等と共に
事実上の強襲揚陸艦へ改修もしくは新造されたおおすみ型輸送艦等へオスプレイを載せ
この江仁屋離島周辺で統合機動防衛力を示す大規模な軍事プレゼンを展開するのは間違いないでしょう。
自衛隊が描く島嶼防衛。
その展示会場としての条件が江仁屋離島には全て整っています。

そして
th_多面的3
ご覧の通り、例の西古見集落奥にて秘密裏に利用されてるヘリパッドも含め
海から空から昼から夜から実に多角的な活用ができる場所でして
西古見集落の軍事機能強化に伴いこの多角化も更に強化されます。
鎮西11
当然ながら親方日の丸バンザイな民意も含めて
色んな意味で理想的な場所であるのは言うまでもありません。

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いずれ、江仁屋離島周辺で事実上の強襲揚陸艦へ改修された輸送艦等から
自衛隊版のオスプレイがバンバン飛び回ることにまりますよ。間違いなくね。th_img_368f6a821047a2e9dae95fc8a316837b538191.jpg
陸では島嶼防衛の切り札であるMCV等が駐屯地等を拠点に走り回るでしょう。

th_鎮西13
th_鎮西16
今でも、あまりに値段が高く僅か13機しか調達できなかった
貴重なアパッチ・ロングボウが飛び回るくらい自衛隊が入れ込む場所なんですから、
駐屯地ができた後は間違いなく
統合機動防衛力を示す統合演習場として非公開かつ大規模にやりますよ。

th_停泊
で、天気が荒れれば天然の良港である古仁屋へ停泊もできますし
沖縄や本土への中間点にあるんで、本土の自衛隊だけでなく米軍が集結するのにも最高。

自衛隊の開示資料には統合演習”等”と書いてあるんですよ。
日米合同演習等にも使用される可能性が高いわけで、その条件も十二分に満たしています。
その場合は流石にリムパック等のように空母は参加せず
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沖縄辺りから強襲揚陸艦と海兵隊のオスプレイが参加するでしょう
(佐世保も沖縄も中間点ですから集結はラクなもんです)
勿論、尖兵である海兵隊に抑止力など微塵もないですし、
尖閣諸島を主体的に守る義務も、まして上陸作戦なんかする理由もないですから、
中国への示威というより、本家海兵隊が世界各地へ着上陸展開する際の同行及び弾除け役として
新設される自衛隊版海兵隊の教育係として諸々共同訓練で指導するわけです。
(辺野古や高江もその一環ですからね)

そんなわけで、自衛隊だから大丈夫。
薩摩の庇護にある奄美大島だから大丈夫なんて思ってたら大間違い。

間違いなく日米のオスプレイがバンバン飛び回る時代がやってきますし、
そして、江仁屋離島を持つ奄美大島にはその条件が整っているのです。

嘘だと思ってればいいですよ。

そして、この江仁屋離島ネタ。まだまだ奥深いのです。

ホントこんなの遠い南の島の瀬戸内町でなく、
軍港呉のある瀬戸内海の小島でやれよと思いますが

本当に本当に切実な問題なんですよ。

さて、今年から改めて野良に戻ったわけですが
去年の半年間、自衛隊の問題等にリアルに関わって色々と見えたことを記しておきましょう。
実に大事なことなんで。

今日も株式相場は大発会でお祭り騒ぎですが、しがない相場師稼業で暮らしてる身。
警告的に言うならば、
政治も経済も司法も正義が実現される場だと思ってるなら、大間違いですよ。
この国では特に。そこで如何に自己防衛していくかが大事。残念ながら

そこのところ履き違えると、自己満足だけで何の意味もない事になりますからね。
特にリベラル側の平和運動なんかは

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いいですか、こんな感じで親方日の丸な利害へ群がるのも、
権威主義的パーソナリティが幅を利かす国民性を鑑みれば当然の話しで
今のように世界的に資本主義がディストピア的に先鋭化していく時代なら尚更。

排他的なトランプを生んだのは、そういう経済的格差から取り残された
田舎の貧しい地域の人々だったわけで、そこに漬け込んだのが米国第一のトランプであり
インフラ整備や強いアメリカなどの各種目玉政策だったのです。

そういう意味で、中流層から一部の人間へ利益誘導するファッショな美しい国づくり時代
こういうコンクリートな利益誘導議員が幅を利かすのは当然の成り行きで
お上バンザイな土壌がある日本の離島地域なら尚更、当たり前のことなんです。

沖縄を始めとした問題でも、米軍には反対しても自衛隊となると全然違いますし
辺野古なんかも地元の民意は完全に賛成ですからね。

この基本的な事実を履き違えて、平和運動なんか展開しても
地元の人間に響かないのは当然ですし、地元民が最優先で考えるのは目先の飯の種ですからね。

しかも平和運動に熱心なのは移住者等、殆ど島外からの人間。
民族自決や安全保障の問題を本土からの人間が率先してるとなれば、
どんなに熱心にやろうが、地元の人間が面白くないのは当然の話し。
そこまで成熟してるのは僕くらいなもんでして、
かろうじて国民主権や基本的人権を担保する憲法が機能し
経済的に疲弊してるから他所者も仕方なく受け入れてるのが現状。

家に鍵掛けてる内地の人間が、家に鍵掛けてない僕らに平和を唱えても
とっくの昔に隣人を信用し鍵なんかかけてねーし、もう平和主義は実践しとるし・・・。てな感じ。

危ないから家に鍵掛けろ!という右派も同じですよ。
今は飯の種になるから優勢なだけで、基本的にシマンチュはシマンチュ

沖縄でも選挙ではなんとか基地反対派が優勢を保ってますが、より死活問題が深刻化すれば
これが逆転してもおかしくないのです。
(沖縄の場合、沈みゆく日本自体へ見切りをつける可能性もありますが)

この前、自衛隊基地ができるすぐ側に済む移住者の方に話しを聞いたのですが、
息子たちには奄美は危なくて住ませたくないと行ってましたね。
当たり前ですよ。こんな愚かな時代の現状を知れば誰でもそうです。

鍵なんかかけなくて済んでた場所が、危険な標的ですからね。

いいですか、分断化させようとこういうこと言ってるんでなく
このシビアな現状を踏まえずに、平和や基本的な人権や民族多様性を啓蒙しても
効果があるどころか逆効果にしかなりませんからね。

ままごとみたいな運動でどうこうできる問題じゃなく本当に切実なのです。
日本の衰退と、それに伴う悪足掻きと直結する、この南の島で展開される不毛な軍拡競争は。
現に地元の人間で表立って活動してる人間なんか殆どいませんからね。
僕なんか本当に例外中の例外だったんですね。
今の日本は思想の左右、島内外問わず我が身可愛いさで、
そんな意識を持つ人間を蔑ろにしたりしますからね〜ホント。

そういう深刻化した現状を認識するか?しないか?の問題。

なんで厳しいこと言いますよ。厳しく切実な時代が目の前に来るんでね。
当たり前ですよ。内地の人間がままごとみたいな綺麗事言う運動より
飯の種のほうが最優先ですから。
シマンチュに限らず人間なんてそんなもんです。
同じ綺麗事なら自然を売り物に世界遺産と綺麗事言って飯の種にしますし
現に矛盾なんかお構いなしで、大々的にやってます。

沖縄や奄美出身の著名アーティストなど多数いますが、この問題に発言してる人はいますか?
いても喜納昌吉のように頭に花が咲いてると地元民からも馬鹿にされるだけで
今井絵理子議員のように権力へ擦り寄り甘い汁吸ってたほうが飯の種になる時代。
何度も言いますが、人間なんてそんなもんです。

だからこそ、人権やそれに伴う各種、民主主義政治体系が重要であり
地元民でそれを優先する自分や一部の本土の人や沖縄の人々なんか本当に稀有な存在。

今もその気になれば自衛隊の現場でダンプカー転がすのなんか実に簡単ですし
人手が足りずこんな平和運動してた僕にも山のようにオファーが来てる状況ですからね。
今では貴重な大型免許を持つ僕も森のなかでダンプカー乗ってるかもしれませんよ〜(笑)

そんな何よりも飯の種な基本事項を抑えず、盲目的に平和運動を唱えても逆効果にしかならないってこと

”勝てない中国と不毛な軍拡競争するより仲良くしたほうが、発展する”

こんな簡単な事を主張してる平和運動家なんていますか?

”尖閣諸島の漁業権より中国との交易のほうが遥かに儲かる”
とか
"増税して軍拡競争するより、仲良くして減税しろ!”
とか
”施行4年で日清戦争、その後太平戦争で300万の死者を出した大日本帝国憲法より
施行72年以上経っても戦死者ゼロで現在も継続中の日本国憲法のほうが遥かに貴重”
とか
平和を唱えるのも結構ですが、こんな基本的な事言ってますか?
そこを踏まえずに飛躍しても響かないのは当然ですよ。
まあ、歴史的な想像力が欠如した今の日本人には難題ではありますが。。。
同じ平和を唱えるにも切実な飯の種へ繋げれば響き方も違うのです。

当たり前ですが、軍事も経済も民主主義も数が決め手。
その数の決め手となるのは、飯の種。
つまりは人口動態などの基本的な国力差。
そこをすっ飛ばして盲目的にお題目を唱えても、本質が不変な以上、結果は同じ。

まして、今の日本はモラルすら完全に崩壊して、
権力側が自己保身のためにドーピング経済で延命を図り持ち堪えるてる状態なんですから、
あまり甘く考えないほうがいいですよ。
それはあの戦争や原発事故で学んだはずです。

行き着くとこまで行っても目が覚めない日本人をなめてはいけません。
それを踏まえずに運動なんかやっても逆効果ですし、実効性が無いなら今すぐやめたほうが良いでしょう。
腐った権力がのさばった挙句の果てに破局的な事態を迎えるのは同じなんですから

啓蒙主義が通用する国民性なら希望はありますが、残念ながら意識を持つ一部の例外を除き
大枠で日本人というのを基本的に僕は信用していません。ポジティブな意味でね。
この南の島で生活してりゃ尚更です。
無論、民族差別的な意味ではなく、歴史的背景や現在進行中事実も踏まえた現実論として

そんなわけで、今は民族的な自尊心なんか捨てて
個人は各自、自己と対峙し思想的な自己防衛を図りながら、
ポジティブな放任主義で対峙していくタームです。

これは本当に南の島からの切実なる警告ですからね。

そう、本来なら”本土復帰”などでなく、独立運動を展開しておくべきだったのです。
どうせ主権がないのは親方日の丸へ復帰しても同じだったのですから。
そこまでの気概があれば、こんな自分たちの宝を切り売りする事態にもなってなかったでしょうに

誰も言わないので、この際僕がハッキリ言いますよ。