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オスプレイの訓練地と中継基地になる奄美大島

戦後73年。
奄美大島では自衛隊の基地等、北から南まで大軍拡の波が押し寄せていますが

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この山上や市街地の上空をスレスレで飛び回るオスプレイもその断片の一つ。
貴重な自然や平穏な暮らしに侵入してくる自衛隊基地だけでも
個人的には切実なる懸念材料なんですけど、この主権回復した意味がまるで無い欠陥機が飛び回る現状。
自分がこの目で直に見たそれらを少し纏めてみましょう。

オスプレイという断片一つとっても奄美大島は何から書いて良いかわからないほど
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空の玄関口である奄美空港も、まるでオスプレイの中継基地であるかのように
恒常的に利用されています。
これは昨年の6月、奄美空港に緊急着陸した海兵隊普天間基地所属のMV22オスプレイですが、
この機体はその2ヶ月後の8月にオーストラリア沖で墜落し乗員3名を死亡させています。
今は亡き13番を付けた個体。それを目に見たこの時から個人的には恒常化する予感はありました。
だからこの時は静止画を収めただけで、さっさと帰ったくらい。
「どうせまた来るだろう」という思いがあったからで、はからずもそれは当たることになります。
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奄美空港への緊急着陸。アメリカ海兵隊のMV22だけでなく、この6月には
この4月にアメリカ空軍の横田基地へ配備するべく陸揚げされたばかりの5機の中の1機
配備前の訓練のために嘉手納基地へ輸送する途中の空軍型CV22オスプレイが緊急着陸。

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そのトラブルは実に深刻。駐機は異例の長さとなりました。
ご覧の通り、プロペラは折りたたまれ整備クルーが点検作業などを行いましたが
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レンタカーに乗る警備クルーと機体を残し、整備クルーは輸送機に乗り嘉手納基地へ一時退去。
空軍型のオスプレイは海兵隊のMV22と違い特殊作戦部隊が使う特殊作戦機。
この輸送機もただの輸送機でなく空中給油を含めたオスプレイの支援機で
自身もオスプレイ同様に地形追従レーダーなど特殊作戦機能を持ち、
ここ奄美大島でも低空飛行で何度も目撃したことのあるMC130コンバットタロン。
それが何度も奄美空港と米軍基地を往来し物資や人員を輸送しました。
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そして台風が通過する前にこのような係留がされた直後の6月中旬

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なんとオスプレイは民間航空会社の格納庫へ収納されました。
その後、上記のコンバットタロンによる物資が搬入されエンジン交換


前日にテスト飛行した翌日の7月4日。来た時とは正反対の格納庫前へ姿を現したCV22オスプレイ
ご覧の通り、その後に西日本へ壊滅的な豪雨災害をもたらし台風の影響で
目まぐるしく天候が変わる中、点検を済ませエンジン始動後に滑走路へタキシング開始。

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緊急着陸オスプレイ 1ヵ月ぶり奄美空港離れる
台風が迫る中、逃げるように横田基地へ飛び立ちました。
離島の足である民間機の格納庫まで整備に使った居座り劇はなんと1ヶ月という日本機新記録。

そんな居座り劇からの疲れも癒えぬ今月14日
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オスプレイ、奄美空港に緊急着陸 昨年6月以降で4回目
またも海兵隊のMV22が緊急着陸。
去年6月の今は亡き13番を付けたオスプレイの緊急着陸から1年弱で数えて4回目。
この夜間に往来したオスプレイは故障機が飛び立った後に整備クルーを運んだ別物。
そんな感じで台風が迫る中でも海兵隊はお構いなし。オスプレイを複数機飛ばし手慣れたもの。

でも、手慣れた海兵隊こそ深刻なトラブル突然はやってくるんです。去年もそうでした。
オスプレイ経緯
これは琉球新報が纏めたオスプレイが起こしたトラブルの経緯ですけど、
墜落など大きなトラブルこそないですが、奄美大島の奄美空港はマイナートラブルだらけ
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その度に事実上のオスプレイ中継基地、洋上へ浮かぶ不沈空母として利用されてる状況。
迷彩服も私服も含め空港ターミナル内に米兵たちが彷徨く様は異常でしたね。
あの居座り新記録の1ヶ月間は。
上の写真にもありますが、防衛局や国交省の職員も率先して手を貸してるような雰囲気さえあります。


何度も言いますけど、
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この昨年の6月に緊急着陸した13番を付けた海兵隊のMV22オスプレイは2ヶ月後の8月
オーストラリア沖で墜落し、この世にはいません。
名護沖のように堕ちてないのは単に運が良いだけでしょう。
空中給油や着艦中の事故だから大丈夫だという意見もありましょうが

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しかし、このオスプレイは空港への緊急着陸だけでなく
ご覧の通りの低空飛行で奄美大島の上空を高速な飛行機モードで恒常的に飛び回っているのです。
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パープルルートと呼ばれるこれ一つとっても、航空法なんか完全に無視した危険極まりない話。
とても主権国家とは思えない治外法権な酷い状況がまかり通ってるのが現状。
この轟音を伴い低空飛行してる真下には小学校や中学校があります。
危ない欠陥輸送機の低空飛行訓練地に中継基地にされ
もうオスプレイだけでも今や完全にめちゃくちゃな奄美大島ですが

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同じような懸念材料が日の丸掲げる山の上の自衛隊基地内にできるのです。
オスプレイが2機は駐めれそうな広大なヘリパッドやガソリンスタンド等を伴って。
海兵隊や空軍でも持て余すのに手下の自衛隊が扱える代物とはとても思えないのですが、
この奄美大島は自衛隊版のオスプレイに関しても、
佐賀空港から沖縄などへの中継地点にあるので困ったもんですよ。

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そして、その懸念材料は奄美大島だけではありません。
横田基地では昨日、8月15日にこの奄美空港で深刻なトラブルを起こした
レジナンバー0071もいよいよ飛行再開。
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空軍型のCV22オスプレイ5機は配備直前と思われます。
正式配備後は首都圏エリアも他人事ではないでしょう。
C130輸送機でもVFRと呼ばれる有視界飛行による低空飛行訓練はやりたい放題ですから、
オスプレイが例外なわけありません。
まして、低空飛行がメインの特殊作戦部隊なら尚更。

こうやって事実を羅列するだけでも疲れる奄美大島の現状。
1年ちょっとの間、それもオスプレイという断片を並べるだけでもこんな状態。それでもほんの断片。
愚かな軍拡に突き進む時代なんで、もっと目に見える形で色んな懸念材料が噴出してくるでしょう。
それを淡々と記録していくだけです。消されないように。
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