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オスプレイが飛び回るには最高の演習場。江仁屋離島

さて、奄美大島の軍事要塞化。隠れヘリパッドと同じく

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そのコアになるであろうこの無人島についても色々と書いてみますか。

th_概要図拡大

自衛隊の開示資料にさり気なく、本当にさり気なく、点線で囲まれたこのエリア。
江仁屋離島とわざわざ明記されてる場所。
実に実に大事なエリアでして。基本的に事なかれ主義な親方日の丸。
それがわざわざ書くということは、相当な意味を持つエリアなわけです。
九州から沖縄まで幅広いエリアのある自衛隊は西部方面隊の中において
この点線のエリアがどれだけの重要性を持つか?それは例によって過去のアーカイブ
を紐解いたり、自分で足を運んで多角的な角度で島を見れば明らかになります。
th_鎮西8th_鎮西10th_江仁屋離島ファストロープth_江仁屋離島 偵察

ご覧の通り、西古見にある秘密裏のヘリパッドへの着上陸訓練にも使われた
おおすみ型輸送艦「しもきた」等を発った潜入部隊が
おそらく尖閣諸島に見立てた江仁屋離島へ海から空から
昼夜問わず、あらゆる方法で着上陸訓練を行っておりまして、この島。
ハブのいない無人島でして、それだけでも毒蛇だらけの奄美大島周辺で
自衛隊が着上陸訓練するには最高の条件を備えてます。

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これは奄美大島は西古見側から江仁屋離島を見た画像です。
ご覧の通りビーチが見えまして、僕も加計呂麻島へ渡るまでは
なるほど、ここで着上陸訓練やるのか〜と思ってました。

しかし実に多面的な江仁屋離島。まだまだ裏の顔がありまして

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加計呂麻島側から見ると、また別な顔が見えてきてます。
むかし加計呂麻島へ渡航した際、
加計呂麻島北端にある最果ての実久集落を自衛隊が野営場所にしてました。
その実久集落が上の画像の手前にある漁港のある集落でして
なんで先には何もない辺境の集落で、わざわざ野営するのか不思議に思ってましたが、これで納得。

th_実久ゴムボート
俯瞰したり別の角度で見れば、ご覧の通り。また別のビーチがあるんですね〜。
なるほど、江仁屋離島へ上陸訓練するために実久集落を拠点にしてたとすれば
過去の不思議な野営も綺麗にパズルのピースがバシッと合います。
何事も自分で足を運び調べてみるもんですよ。

ご覧の通り、江仁屋離島には3つもビーチがありまして、最高の訓練環境。

それだけではないですよ。

th_江仁屋離島ヘリ盆
th_鎮西28
江仁屋離島は水路だけでなく空からヘリボーン訓練も可能で
ご覧の通り、沖合の輸送艦から実銃抱えた完全に実戦モードのレンジャー部隊が
ヘリによる展開訓練を実際に行っています。

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あんな島のどこにヘリボーンできる場所があるのか?と現場へ足を運んで多角的に見ると
それっぽい場所が西古見へ行く手前の集落から見通せますし

th_ヘリボーン場所
衛星画像ではこの奄美大島や加計呂麻島からは見えない角度にある
ビーチ脇にもそれっぽい場所があります。
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そんなわけで、江仁屋離島は陸上自衛隊と海上自衛隊が連携し、
沖合の艦船等をハブとして利用し統合的な訓練を実施するのには最適な無人島。
th_沖合
ご覧の通り、ヘリボーンにファストロープ降下、ゴムボート等
沖合の艦船から多様な着上陸訓練が可能。
いずれ、佐世保に新設される自衛隊版海兵隊である水陸機動団等と共に
事実上の強襲揚陸艦へ改修もしくは新造されたおおすみ型輸送艦等へオスプレイを載せ
この江仁屋離島周辺で統合機動防衛力を示す大規模な軍事プレゼンを展開するのは間違いないでしょう。
自衛隊が描く島嶼防衛。
その展示会場としての条件が江仁屋離島には全て整っています。

そして
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ご覧の通り、例の西古見集落奥にて秘密裏に利用されてるヘリパッドも含め
海から空から昼から夜から実に多角的な活用ができる場所でして
西古見集落の軍事機能強化に伴いこの多角化も更に強化されます。
鎮西11
当然ながら親方日の丸バンザイな民意も含めて
色んな意味で理想的な場所であるのは言うまでもありません。

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いずれ、江仁屋離島周辺で事実上の強襲揚陸艦へ改修された輸送艦等から
自衛隊版のオスプレイがバンバン飛び回ることにまりますよ。間違いなくね。th_img_368f6a821047a2e9dae95fc8a316837b538191.jpg
陸では島嶼防衛の切り札であるMCV等が駐屯地等を拠点に走り回るでしょう。

th_鎮西13
th_鎮西16
今でも、あまりに値段が高く僅か13機しか調達できなかった
貴重なアパッチ・ロングボウが飛び回るくらい自衛隊が入れ込む場所なんですから、
駐屯地ができた後は間違いなく
統合機動防衛力を示す統合演習場として非公開かつ大規模にやりますよ。

th_停泊
で、天気が荒れれば天然の良港である古仁屋へ停泊もできますし
沖縄や本土への中間点にあるんで、本土の自衛隊だけでなく米軍が集結するのにも最高。

自衛隊の開示資料には統合演習”等”と書いてあるんですよ。
日米合同演習等にも使用される可能性が高いわけで、その条件も十二分に満たしています。
その場合は流石にリムパック等のように空母は参加せず
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沖縄辺りから強襲揚陸艦と海兵隊のオスプレイが参加するでしょう
(佐世保も沖縄も中間点ですから集結はラクなもんです)
勿論、尖兵である海兵隊に抑止力など微塵もないですし、
尖閣諸島を主体的に守る義務も、まして上陸作戦なんかする理由もないですから、
中国への示威というより、本家海兵隊が世界各地へ着上陸展開する際の同行及び弾除け役として
新設される自衛隊版海兵隊の教育係として諸々共同訓練で指導するわけです。
(辺野古や高江もその一環ですからね)

そんなわけで、自衛隊だから大丈夫。
薩摩の庇護にある奄美大島だから大丈夫なんて思ってたら大間違い。

間違いなく日米のオスプレイがバンバン飛び回る時代がやってきますし、
そして、江仁屋離島を持つ奄美大島にはその条件が整っているのです。

嘘だと思ってればいいですよ。

そして、この江仁屋離島ネタ。まだまだ奥深いのです。

ホントこんなの遠い南の島の瀬戸内町でなく、
軍港呉のある瀬戸内海の小島でやれよと思いますが
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