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駐屯地内だけでは終わりませんよ

色々と時代が先軍政治で暴走しております。
そんな中で面倒くさいですが、一個づつ丁寧に解説していきますかね。

奄美大島の自衛隊配備。ご覧の通り、南北に地対空ミサイルと地対艦ミサイル。
それぞれ目標別に分けられ配備されるのです。
th_国立公園
北部の奄美カントリークラブ地区、南部の瀬戸内地区
以前から何度も何度も言ってる通り、両方のミサイル部隊とも車輛移動式。
th_奄美カントリー地区th_瀬戸内地区
今度の有事はどっちが先に手を出すか?そんなことは知りませんが
有事の際はこの固定された駐屯地なんか、中国のミサイル投射で真っ先に破壊されますからね。
駐屯地は探知の必要すらない動かない陸上型(あの1000億のミサイル防衛システムも同じですよ)
なのですから容赦ない飽和攻撃と呼ばれるミサイルの大量投射を浴びます。

戦争の本質とは質より量。ハードウェアではありません。
ハードウェアの質が進化すればする程、そのハードウェアの量で勝負が決まります。
今も昔も数。すなわち経済力も含めた物量。民主主義の選挙と同じですよ。

真っ先に中国のミサイル大量投射で基地や港湾など
th_三段階
”動かない”固定目標は確実に破壊されるのを自衛隊自身が知ってるから
こんな”奪回”を前提とした間抜けな機動(移動)作戦を立ててるわけでして
その奪回部隊が発進する本土だけは何故か安泰と勝手に限定してる戦略の破綻ぶりは
いずれ解説するとして、ここではお預け。

th_Screenshot_20171014-221838.jpg
兎にも角にも中国のミサイル攻撃で奄美大島のミサイル基地や港湾や空港は全滅。
だからこそ、島民なんぞ完全に無視して自らの生き残りを図るべく、
このミサイル部隊は狭い島内を移動して
Screenshot_20171011-120648.png
撃っては逃げるヒット・アンド・アウェイな作戦を全島規模で
移動陣地を構築しながら展開するのです。

いいですか、有事の際は貴重な貴重な国立公園の区分なんぞ関係ナシ
むしろ山深く絶好の逃げ場である国立公園の山中や山上こそ、
陣地を構築するのにも、遠くまで電波が届く捜索レーダーを置くのにも最適。

そんな国立公園へ絶対に入らないと生き残れない有事の際
事前に準備もせず、ぶっつけ本番で生き残りヒット・アンド・アウェイ作戦をすると思ってます?
そんなの軍事的には絶対にあり得ないですし
自衛隊がそう考えてるなら、相当に馬鹿な軍隊です。
th_内部進出
つまり、有事の前の平時でも駐屯地から先の山中へ訓練で入り込む可能性が高く
そうでないと軍事的な意味がまるでないのです。
そうでしょ?暗い山中。
道すらわからない軍隊がぶっつけ本番でヒット・アンド・アウェイなんかできると思います?
当然、逃げ道の把握も含め有事を想定した訓練を、
ステルス性が高まる夜間の時間帯に行う可能性が非常に高いのです。
そうなると、軍事的に貴重な逃げ道である上の図で色塗りされた国立公園の特別地域へ
バカでかいミサイル車輛がゾロゾロと入り込みます。
th_中SAM用規模jpg
いいですか、このミサイル部隊とは地対空ミサイルも地対艦ミサイルも
役割が別々の複数の車輛がワンセットで揃って初めてミサイルを発射できるシステムなんです。
ヒット・アンド・アウェイで逃げ回るにはこのくらいの台数が最小単位である中隊規模でも必要。

th_連隊
バシューンと絵面が良いミサイルを発射する車だけで済むと思ったら大間違い。
地味な支援車輛も含めて10台以上がワンセットでゾロゾロと移動するんですよ。
それもアマミノクロウサギがたくさん生息する山中や夜間の時間帯を狙ってね。th_Screenshot_20171011-112128.jpg
しつこいようですが、移動するミサイル部隊は撃った瞬間に発見されるんで
撃ったら次の場所へと逃げ回りながら山中で陣地を構築していきます。

th_灯火管制
当然、見つからないように移動するには昼間より夜間が最適ですし
そのための装備も自衛隊車輛にはついてます。
この訓練を事前にしないはずがないのでして、逆に駐屯地内で収まるなら凄いですよ。
有事を道すら覚えずぶっつけ本番で迎えるというんですからね。

th_スクリーンショット 2017-10-09 205
そんなわけで、もしも夜間にヒット・アンド・アウェイな訓練を行うなら
夜間に活動するアマミノクロウサギは確実に危機へ晒されることになります。
そんな時間に活動するのは自衛隊くらいですからね。
th_要注意合成
車輛によるロード・キルは勿論

th_Screenshot_20171011-115122.jpgth_Screenshot_20171011-120048.jpg
th_Screenshot_20171011-120509.jpg
自然公園法で保護された自然が移動陣地構築によって破壊される可能性もあります。
アマミノクロウサギが掘る小さな巣穴どころではないですよ。

これ、基本的にミサイル部隊が配備される南西諸島の島々全てに共通したポイントですし
特に希少な自然を持つ、この特別地域な奄美大島は事前に強く警告しておきますからね。
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