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トランプラリーに乗りながら

 【19//2016】

さてさて相場はトランプラリーに沸いてますが、なんでか?
カンタンなこと。支払総額と売上総量で経済が決まるように
売り方と買い方の綱引きで相場も決まるわけで、トランプ当選でリスクと決め打ちしてた
その間抜けな予断に対する壮大な巻き戻しが起こって、今尚続いているだけのこと
年末のアノマリーや各国中銀の金融政策も利用した壮大なる巻き戻しなんで

勢いが良ければダウも日経平均株価も20000の大台
ドル円相場は120円以上も有り得ない話ではなく、
日本に限ればそれすら昨年末の水準に戻すだけ

何やら逆張り大好きで資金量世界一なミセス・ワタナベは果敢に売り向かっているようですが
今は感謝祭やクリスマスでターキー食べるべく年末最大の稼ぎ時で相場はノリノリ
下手したら年始も就任前まではノリノリ相場は逆方向も含め続く可能性大。
ヘッジファンド、大口、各国政府や中銀、全てドル高容認で利害が一致してる状況で
トランプ大将は就任前で当分はダンマリ確定(これが年末トランプラリーの本質)
そんな中、売り向かうとどうなるか?
それの答えは相場にあるんで、今更言うまでもなく
(そんなミセス・ワタナベや靴磨きまで買ってきた時こそ
 サンタクロースのようにチャートへ大きなお髭つけてババ抜きの逆張りチャンス)

こんな時はバカになって相場に乗りながら

勇み足で売り向かうミセス・ワタナベを横目にもう一度、経済の基本から復習

今はトランプ当選でインフレ期待による債権売りドル&株高なトランプラリーに沸いてますが
いいですか、今は 米国ですら政策金利はゼロ金利から0.25%に一度上げただけ
昨年末から言ってるように今は短期的には債務周期は最終盤の局面

ゼロ金利と金融緩和で株価はリーマン・ショック前をも超え史上最高値、雇用は完全雇用
なのに実体は言うほど回復せず、消費やそれに伴うインフレ期待はイマイチ
だから、イエレンおばちゃんが今ままで利上げに慎重になってたわけでです。
スクリーンショット(2016-11-19

その今まで優しかった金融緩和サイクルを
トランプ政権の内需拡大によって発生したインフレ期待により
金融引き締めのサイクルにしたらどーなるか?

スクリーンショット 2016-11-19 114
スクリーンショット 2016-11-19 1146
まあ、ご覧の通りで
来年以降、過熱するインフレ期待に対し
ガチでイエレンおばちゃんがFF金利のムチをハイペースで振るうようになると
市場も今のように楽観できないでしょう。

高金利なのにタダでさえリスク資産な株式なんか買うわけないのは自明の理。
昨年ちょびっと利上げしただけで上の図のように動揺したんですから尚更

普通に考えて8年間、しかも市場最高値まで上げてきたバブルが
いくら内需拡大インフレ政策だからと、同じように8年以上も長期的に延命することは
まず考えられません。

7〜10年の債務周期が8年になるか?10年まで延命するか?
何れにせよ長く見ても、その程度。
当選した次の日から態度が変わる
これだけ八方美人な政権ですから最大限延命する可能性は十二分あります。


スクリーンショット 2016-11-19 10
まあ、インフレ期待が膨らむ段階から
金融引き締めによるムチの影響を受ける段階へ移行する時が必ずどこかのタイミングでくるわけで
そのために金利レバーを操作できるFRBがあるのです。

今は市場はバカになって楽観視してますがね(笑)

いいですか、トランプ大将は不動産王。
金融緩和でなく財政拡大によるインフレ期待で
とにかく株式だろうが不動産だろうが車だろうが資産価値を上げたいわけです。
ベクトルは違いますがサブプライムローンのブッシュ政権やレーガン政権時代のようにね。

だからFRBの利上げで市場が一時的にクラッシュしても
またバブルを再過熱させる金融規制緩和などの餌もウォール街にも撒いてるわけです。

見事、今はその財政拡大インフレ期待でラリーをやってますが
そうなれば、なるほど、市場はイエレン氏とガチで対峙する局面になるでしょう。
スクリーンショット(2016-11-19 8)
イエレン氏「時計戻るの見たくない」 
次期政権を警戒


そのインフレ過熱時代に戻そうとしてるなら、インフレ期待へムチを振るうのが仕事の
イエレンおばちゃんが警戒するのは当然ですし

世界中が低成長低金利で緩和競争してる中で
米国独り勝ちなドル高インフレ期待は相対的に見て過大。

新孤立主義は新がつくだけあって
世界全体が成長してた過去とは前提条件がまるで違うのです。

そうなれば、必ず相対的に高金利だった新興国からの資金還流など
その弊害も起きますし本国投資を再加速させるトランプ政権なら、その影響は更に大きいでしょう。

基本的にドル高は中国などの輸出で稼ぐ新興国には追い風ですが
言ってるように今は時代が違います。
つまり、米国一強時代というか、各自の自力が問われる時代が到来するわけで
今まで高金利や減税や安価な労働力などで旨味のあった新興国。
そのリスクも新孤立主義で更に顕在化する可能性大。

その辺を完全に軽視してる市場のラリーこそ稼ぎ時。
波に乗りながら次の波の先読みするのが吉かもしれませんね。

緩和マネーで世界的に溢れた資金流入の流れを大きく転換し自己防衛するのが
この新孤立主義による流れなんで、
引きこもり体制や囲い込み体制へ舵を切れたものの勝ちでしょうな。

あ、美しい国のリスク?もう何も語ることはないでしょう(笑)
いつも通り通貨安株高とそれに伴うちょっとした限定的な恩恵で浮かれたところに
現実が叩きつけられ、行き当たりばったりの延命策で悪足掻き。そう、いつものアレです。

未だに安値競争な新自由主義でインフレ目指すあべこべアベノミクスは2行で十二分ですね。

そんなことより、来年は欧州に反EUなど新孤立主義の火種が燃えそうですし
米国のドル高もインフレ期待も恩恵ばかりではないですよ。

レーガン政権のインフレ期待(金利は2桁まで上昇)の後始末が
あのプラザ合意だったんですから
それをいざという時は口先だけ、しかもタダでできるのがトランプ大将。

その辺を頭に入れながら、祭りは踊りましょう。

長々書きましたが、新自由主義から新孤立主義への大転換は成功も失敗も未知数。

成功しても市場にはリスクがあるというお話で、何しろ来年は今年以上に相場観が勝負。
波に乗れば上に下に大きくなディールが待ってまっせ。



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Category: 時事・政治・経済

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