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 【23//2016】

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かれこれ30年以上になる古い付き合いのレコード屋から
古いカセットテープを確信犯的に大人買い。

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今や空き地だらけの商店街に佇む色褪せたポスターが泣かすレコード屋。
ド田舎のアーケードにはあの時のように音楽へ熱狂した若者たちはマッタクおりませんが
未だ律儀に街頭へ音楽を流す店に対してパーソナルな義理を感じますな。

生まれて初めてレコード買ったのはココでして
アナログレコードからCDまで、ここで買ったコレクションは数知れず。
(親父形見以外のユーミンのLP&CDを筆頭にJ-POPや一部洋楽など)
文字通り原点的な店ですが、巨大資本が猛威を振るう今も営業してるんは奇跡的。
そんなわけで、時代に取り残されながら
死にそうで死なずにサバイバルしてるのはカセットテープやワタクシも同じ。

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今でもフレッシュな新品でお買い得なテープが近所の量販店で入手できますんで
劣化してるのが解りきってる古いテープなんぞ絶対に買わないのですが
なーんかほっとけずに真の意味で、損得抜きの大人買い。

まあ、個人的な音楽趣味を形成するにあたり
色々と恩義があるんで、完全に義理人情ですな。

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とはいえ、最初は今は絶滅した貴重なハイポジションテープで様子見。
国産ブランドのハイポジションでも、やっぱり時の流れには勝てず
磁性体の劣化と思われる録音レベルの低下が見られました。

スクリーンショット 2016-09-23 210
めんどくさいLPを試し録音しても、本来ならレンジが広い高性能なハイポジションですら
ドルビーマーク付近までしか録音レベルが上げられず
それ以上上げると音割れして飽和します。

現行の新品ノーマルポジションは原音ソースのままやそれ以上でも
歪むギリギリまでガンガン高レベル録音できるので、完全に現行品の勝ち。
th_スクリーンショット 2016-09-23 200
自分のように3ヘッドのデッキでバイアス等を調整した上で
原音と比較モニターしながら録音レベルを問題ない範囲まで下げて録音すれば
十分に実用は可能ですが、せっかくワイドレンジなはずのハイポジションの良さは
完全に失われるので考えもの。
(レベル下げた範囲なら実用に何ら問題なくその高性能な片鱗は感じられます)
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ですが、同じ古いテープでも個人的な懐かしコレクションを聴くと

ハイポジションやノーマルポジションに関わらず
新鮮な間に録音済みなテープは古くても録音機材が良ければ
全然クリアでガッツのある良い音がしますし
(上記の音源は殆どがノーマルポジションでドルビーC録音)
カビや汚れやシワ&伸びなど物理的な劣化がない限り、
(上記の音源にはそんなテープもありますが)再生する分には何ら問題はありません。
つまり、録音済みに限り、条件はアナログレコードと同じ。
過去の録音済みや音楽ソフト等、カセットテープは長く使えるメディアです。

しかしそんな問題ない古いテープでも余った部分へ
試しに新規録音してみると本来はOKな録音レベルでも、
磁性体の劣化により聴くに堪えない音質になるので
皆さんもお手持ちの古いテープと録再機器があるならお試しあれ。


そんなわけで、2016年の今でもカセットテープを実用し使う上で
重要な前提条件がいくつか判明したので、整理します。

①録音で実用するならストックせずに
現行のノーマルポジションの新品を必要な分だけ都度購入し
出来る限り高性能なデッキで新鮮な間に録音するのがベスト。

②未開封であろうが、過去に高性能なテープであろうが、
新規録音するなら古いテープは磁性体の経年劣化により、
録音レベルが落ちるので実用的な価値は半減。

③磁性体が新鮮な間に録音済みであれば
古くてもテープ本体に物理的な劣化がない限り、何ら問題無し。

この大事な前提条件を把握しておけば
オークションなどで高額なカセットテープを買う必要もなくなるでしょう。
どんなに高性能なテープだろうが未開封だろうが
新規録音に使うなら過去の遺物は完全にギャンブル。

実際に現行の新品と未開封の古い新品テープ、再生には問題ない録音済みの古いテープを
比較した結果なんで、実用する上で参考になると思います。


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それはノーマルポジションとて同じでしたし
意外なことに、ノーマルポジションのほうが
30年以上前の古いテープでも経年変化に強い感じでした。


逆に言えば、上記の前提条件を承知した上で
実用より骨董品的な価値を見いだせるなら
古いテープでもストックするのはアリでしょう。

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なんで自分はこのお安いソニー製の古いノーマルポジションのテープを大人買いしてきました。

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雑誌の年表を見るに、HFというソニーではスタンダードな製品ですが
86年〜88年に存在したモデル。
何しろ自分が鼻をたれながら生まれて初めてレコードを買った80年代
音楽が色んな意味でアツかった
あの時代から、同じ店で在庫されてたというわけです(笑)

こうなりゃ実用抜きで、完全なる義理人情の世界ですが


ノスタルジックに浸るにはこのCM動画でも最初に出てくる
身体が動いてたまらないHFはうってつけ

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完全なる国産品なコイツは実用抜きで
あの時代を封印する意味でストックせずにはいられない次第。
まあ、音も外見もLPにジャストな長さもイカスんでガシガシ使うかもしれませんが(笑)


そんなわけでカセットテープが復活する今
敢えて死にかけた老兵を使うと、カセットテープが生物であることを
初めて認識した次第。

昔はどんなポジションでも選択肢が多く
新鮮な品が供給されるのは当たり前でしたからね。

失って解る価値があるというわけで
今でも十分ワイドレンジで実用できる現行ノーマルポジションテープの貴重さ
それを再認識できたのは意外な収穫でしたね。

この時代、高い未開封テープなんかをストックする価値は
観賞用以外ではあまりないですよ。

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