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 【11//2016】

自己思考なき自己喪失時代。
思索の合間の余興も兼ねて、土着の風習を観測(観察でもヨシ)してきました。
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今日は住処から一山越えたお里。
この秋名集落土着のアラセツと呼ばれるお祭りや祭事の日。

そんなわけで夜明け前に飛び起きて秋名集落へ向かいますが
台風のせいで雨、雨、雨。

そんな秋名集落では重要無形民俗文化財なショチョガマと呼ばれる奇祭が行われるわけで
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ライトアップされた小屋では豊作を祈願する楽しげな宴が始まりました。


夜も開けた頃、こんな感じで祭りはヒートアップし小屋が傾き出しますが
その傾きが水田のある秋名集落の稲穂を表してるらしく
稲穂はナカナカ倒れません。


通りすがりのオッサンによると
向かって左に倒れたら豊作、右なら豊漁と良いトコ取りな奇祭

無事?向かって左に倒れまして今年も豊作、つーわけで無事終了。

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雨の中、その宴は楽しげでした。

そして仮眠ブレイクの後、午後の満潮時に
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この秋名集落の岩上で平瀬マンカイと呼ばれる
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アニミズムやシャーマニズム的な祭事が行われ
コレも久しぶりに観測(観察)。


ご覧の通りの不思議な祭事ですが、哲学なき時代
その土着のアニミズムな源流に触れるには、うってつけだったかもしれません。

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南の島のシャーマンな白装束な女たちが
沖に向かって祈りを捧げるそれは独特。
何も考えずにただ観るだけで、心が平和と安寧なノスタルジーで満たされます。
南の島で生まれ育った身なら尚更。

しかし、今、時代は考えなしに安寧は得られない激動期。

土着のアニミズムを無理矢理に現人神な国家的一神教まで飛躍させ、
一億総動員で政治利用し暴走した美しい国。
また同じような過程にある中、自己喪失した自己の立ち位置と
考える事の重要性を重要無形民俗文化財より痛感した次第。

美しい国のアニミズムの体現者で象徴たる天皇陛下は無論
シャーマンらと共に南の島の美しい海へ向けガチで平和を祈りましたよ。

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しかし普段は誰もいないド田舎の漁港がご覧の賑わい
地元の駐在お巡りさんまで、お子を連れて鑑賞してたのが印象的でした。

アニミズムな祭事も我ら現代的な法治国家の思想と暮らしの中では、今や珍事で
些か学術的な意義も含む観測や観察ではなく、
好奇心を満たす娯楽を旨とした観光対象。

そんな、世界中が自己中心的に傾く時代において
思索の再起動を図る上でも、土着的な風習の観測(観察)作業は
貴重で良いブレイクになりました。

やはり自分の立ち位置は自分の足で確かめないと
観光ではない独自のスタンスで楽しみながら。
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Category: ハードコア・ニート

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Author:Hiraku Kamishima
奄美大島在住。
自由と平和。故郷の平穏な風土の存続を願っています。

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