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 【23//2016】

隙を見ては専門チャンネルで録画した映画も色々と観てるのですが
アクションやホラーや「セッション」のような映画等々

その中で、特筆すべきというか
思いもよらず琴線に触れたのがコレ

予告編を見ると、よくある法廷サスペンス劇のようですが

カネがモノを言う現代の米国社会。
その最前線である大都会シカゴで凄腕弁護士として活躍してた
ロバート・ダウニー・Jr演じる主人公が母の葬儀ため
久しぶりに故郷の田舎へ帰り、絶縁状態であった判事である親父が
その夜に殺人容疑をかけられるひき逃げ事件を起こし
複雑な想いが交錯する中、仕方なくその弁護を引き受ける羽目になり、さてどーなるか?

と、いうお話。

これねえ、その映像や役者の演技や
色んな意味で抑えた味のある作品全体の佇まい
全ての中年へ勧めたい染みに沁みる人間ドラマが何よりも秀逸でして
法廷劇としてのカタルシスを求める人には駄作と映るかもですね。

この作品は、そんな安っぽいカタルシスなんかより
何とも味のある田舎親子やその周囲を取り巻く人間劇場が最大の魅力。

冒頭に出てくる全てが満たされたはずの都会の生活
離婚寸前の性悪妻からエスケープして田舎に帰るシーンからしてエエ感じでして
そこの田舎に居るキャラクターが、まあ淡々としてて素晴らしいのですよ。

こんな役をサラッと演じられるロバート・ダウニー・Jrや
脇を固める役者陣の懐の深さは無論のこと

これで心動かない奴は人間じゃねー。
ってくらいの、淡々と心揺さぶるエエ感じな人間劇場が展開され
それが押し付けがましくなく実にナチュラルなんですな〜

何度も言いますが、演じる役者が秀逸も秀逸。
特にヒロインの中年女を演じるベラ・ファーミガが実に健気でエエ感じ。

都会からサマーバケーションに来た子役も含めて、実にミニマルに気持よくまとまった
脚本は最後まで淡々とした静かな大人のヒューマニズムが堪能でき。

特に病んだ中年の人には、お勧め。

娯楽として楽しめつつも、サラッと哲学的な思考もできる
ナカナカの深みをもった作品であります。
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Category: 映画・テレビ・書籍

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