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 【27//2016】

さて、ミュージシャンの訃報が相次ぐ中
オノ・ヨーコさん救急搬送され入院、インフルか

個人的に一瞬ヒヤッとしたコチラのニュースですが大事がなくて何より

それよりも
ロック史上空前絶後の嫌われ者というか悪女として語れることの多きこのオバハン
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今やライブをやれば
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大ブーイング食らったりしておりますが、あのねえ
丁度良い機会なんで、今後も不当に過小評価されるであろう
(前衛芸術家としては逆説的に最高の名誉であるけど)
このオバハンの偉大さをじっくりと明確にしておきましょうかね(笑)

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ジョン・レノンの遺作となったダブル・ファンタジーや
その死後に出されたミルク・アンド・ハニーにも登場する
一般的な音楽ファンにはかの悪名高いオノ・ヨーコ

その作品をこの間抜けも日々アナログレコードで聴いたりしてますし
確かに一般的な音楽的な評価をもってすればオノ・ヨーコのソレはクソ中のクソであり
最低レベルでしょう(笑)

別にそれは一切否定しませんし、紛れも無く事実であります。

ジョンレノン後期の作品では彼女の曲を飛ばして聴く人や
わざわざLPやCDから彼女の曲を省いて編集する行為も一般的なリアクションでしょうし
ダブルファンタジーというレノンの遺作アルバムはそれをも想定して
確信犯的な意図のも下製作されてるんは言わずもがな

しかしねえ音楽技巧的な素養なんて前衛芸術家としての彼女の評価には何ら関係ないことでして
パンクロックが上手い下手関係なく高度に技巧的、プログレッシブに変化したロックシーンへ
「上手い下手じゃねーんだよ」
「ムカつく現実へ中指立てながら問題提起するんだよ!」
と、同じ前衛的な表現でもより直情的に自己主張を始めたのは周知の通りで

そのパンクシーンにおけるアヴァンギャルドな女性のシンボルとして有名なんが
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このロバート・メイプルソープのモノクロームで中性的なジャケットが印象的なパティ・スミス
悲惨な生い立ちと極貧生活の中
ランボーの詩などにインスパイアされ
前衛芸術家の愛人、ようはグルーピーになることを夢見みてNYへ向かい
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当時の前衛芸術家にとってトレンドスポットであった
かの有名なチェルシー・ホテルでメイプルソープと出会い
アヴァンギャルドな夢を体現しパンクの母と化したんは知る人ぞ知る通り

そんな彼女の作品は
優しい帯域で歌う一般的な女性の歌唱法からは完全に一線を画す
それまでの音楽技巧からすればあり得ないレベルでしょうが
彼女の魅力はそんなのところにはなく
個人的にどんなに優しい女性ボーカルよりもクラクラした理由も
当然、そんなところにはありませんし
その後に続くアヴァンギャルドなパンクシーンへ影響を与えたのは言わずもがな

そんな偉大なパンクの母がデビューアルバム「ホーセス」で
アヴァンギャルドな伝説を打ち立てたのが1975年

それよりも5年も前にこのオバハンは

プラスチック・オノ・バンドという
かのサディステック・ミカ・バンドの元ネタとなったバンドで
ジョン・レノンやリンゴ・スターというそうそうたるメンバーを従え
まさにアヴァンギャルドでノイジーな革新的サウンドやイメージを確立してまして

聴けば解る通りそのスクリーモなサウンドや
前衛的なイメージは激ヤバっすよ〜〜〜〜〜〜
何度何度も言いますが、
この激ヤバサウンドのバックは大衆音楽の頂点に君臨する
ジョン・レノンやリンゴ・スターですからな〜〜〜〜(笑)

1970年といえばNYドールズも活動1年前で
まさにMC5やイギー・ポップといったパンクの源流とド被り
世界一ポピュラーなロックの頂点である
ビートルズの核を従えてこの革新的サウンドを先駆的に世へ出してた彼女こそ
正真正銘パンクの母であると個人的には確信しています。

どんだけ先取りしてんだよ?っつーハナシですが

各種ハード・コアやソニック・ユースなんかが登場する
遥か以前にロックのオリジネーターであるジョン・レノンらがそれを
体現してた事実に末恐ろしいものを感じますし
その音源は今やプレミアム化しなかなか入手困難

ただの財閥の令嬢やグルーピーなんかでもなく
その下手くそな歌やビッチな姿勢を批判すればするほど
前衛の先駆けでありパンクの母である彼女の評価を
皮肉にも逆説的に高めるわけです(笑)

まさにゴミ=パンクですぞ〜〜〜〜〜これ以上の褒め言葉はありませんな(笑)

ポピュラリティー全開の80年代的ロックシーンへ
ダダイズムでも語りそうな知的でアヴァンギャルドなアンチテーゼを提示した
ソニック・ユースは無論
その源流にあるパティ・スミスすらも激ヤバなオノバンドに比べりゃ赤ちゃん同然で
POPに聴こえてくる不思議
如何にオノバンドが先駆的であり激ヤバか解るというもの
ガチで言ってますからね。コレ

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その性的なレベルを超越するヌーディーな姿勢も
メイプルソープやパティ・スミスと共通しますし

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この篠山紀信を使った遺作のジャケットを敢えてカラーではなく
(後年のミルク・アンド・ハニーはカラー)メイプルソープのようなモノクロームにしたのも
パティ・スミスなどへのアンサーにも感じてしまいます。

ジョン・レノンが育休に入った75年〜80年の間に
まさにパンクは現実的な戦いを開始したわけで
それが崩れた80年の秋に出されたこのアルバムは

まさに一般的というか正道的なジョン・レノンのポピュラーサウンドから始まり
オノ・ヨーコのまさに良い子は必聴の激ヤバなサウンドが交互する

5年に渡る現実的なパンクな戦いに対する二律背反的でファンダジーなアンサーアルバム
それがダブルファンタジーであると個人的に捉えられておりまして
そういう意味でこのアルバムのオノヨーコを飛ばして聴くなんざ
PUNKな良い子は絶対にやってはダメな行為でして
後のミルク・アンド・ハニーも含めてLPで通して聴くのが大正解

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前衛的なPUNKにはグルーピーも含め
刹那的で伝説的なカップルが付き物ですが
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オノ・ヨーコとジョン・レノンは
大衆音楽の頂点も極め
今も続く前衛芸術の源流をも作ったオリジネーターであり
後年になればなるほど解る激ヤバな奴らだけに
その評価は確立されると確信しています。

デビッドボウイもアヴァンギャルドで偉大ですが
個人的に未だにブーイング食らうオノ・ヨーコはもっと激ヤバで
失いたくない存在ですな(笑)


誰よりもアヴァンギャルドな彼女がいるから
誰よりもオーセンティックなこの名曲もより輝くのです。

それを知った上での確信犯的ダブルファンタジーよ
永遠なれってなもんですな。
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Category: 音楽・カルチャー

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