債務周期の転換による世界規模での低成長、低インフレ
昨日じっくり説明した通り、いよいよ手詰まり感が出てきた今

中央政府や中央銀行は欧州などを後追いで真似たり
色々と近視眼な悪足掻きを続けるでしょう。

政権はまたしても延命選挙のために財政リスクを無視して
消費増税を先送ったり、移民政策を実施したり

中央銀行は焼け石に水の追加緩和やマイナス金利導入など
色々とやってくるかもでしょうが、
完全に連携を欠いた
中央政府や中央銀行の悪足掻きはどれもこれも根本的な解決策でなく
完全なる対処療法

昨日も書きましたが
いよいよ少子高齢化で内需自体が完全にピークアウトした今
それなのに縄張りを独占し続ける我が国はこのままいけばツケだけが膨らみ破滅は確実
必要な策はこれまた歴史に学べまして

前回同じようなツケがアホみたいに膨らむ状況になった70年前
日本でなく外様のGHQが何をやったか?
戦費で溜まりに溜まったツケを解消するために
強制的に預金封鎖し富裕層へ90%へ以上の課税
財閥を解体し地主から農地を解放し、ハイパーな通貨安で紙切れになった通貨を再発行
そう、富裕層から貧民へ強制的に再分配を行ったのです。

若者ばかりだった当時の日本はそのGHQの苛烈なる強権、強制策で見事に復興し
蓋をする財閥も現在のような富を独占する高齢世代も当時は居ませんから
特需をブーストに既得権の邪魔を受けずに見事に高度成長まで発展できたのです。

しかし今回はまるで違いますし、そもそもGHQのような策ができますかな?
90%の資産課税に預金封鎖、それくらいやっても今は少子高齢化社会
GHQの強権策で既得権の邪魔もなく活躍できた世代や彼らが作った企業がまさに既得権益化
色々と抵抗されるのは目に見えてますし
同じように奇跡的に誰かが強権を使い強制的にツケを解消しできたとしても
老人ばかりでは縮小した内需が再び成長できるとは到底思えません。

そんな中、中央政府の悪足掻きは勿論
中央銀行の悪足掻きも見ものですね。

特に奇策好きの中央銀行総裁は
緩和バブルやゼロ金利が全く効果を発揮しない今、
今度はECBの真似してマイナス金利やらも導入する可能性大
しかしこれこそ悪足掻きの最たるもので
デフレ解消のために中央銀行の当座へ豚積みになった緩和マネーをマイナス金利で
無理矢理民間銀行の当座へ押し付けても、そもそもの内需自体が縮小しレバレッジが完全消滅してる中

あのバブル期以上に不良債権化するんは確実で
ただでさえ世界的な債務周期転換で傷むであろう民間銀行のバランスシートは悪化するだけ
デフレ脱却の根本策にはならず本末転倒に終わるでしょう。

今の通貨高を通貨安にするためにマイナス金利を導入しても同じで
追加緩和同様に債務周期が転換した市場へ餌を与えるだけで
そもそもの内需が縮小してる以上
通貨安になったとしてもコストプッシュ主導のインフレは
実体経済には何らプラスにならないのは証明済みですし
それこそ出口が増々遠のく小手先の延命策

だいたい日本より再配分も内需もマシなのに
マイナス金利を先行的に導入したECB自体が手詰まりになってる今、
内需自体が完全に縮小し始めて潜在成長力が確実に20年は不可逆化する日本では
まさに悪足掻きでしかないのです。


まあ、相場や指標や政権支持率など各種日々の近視眼的な変動も含めて
色々と見もの多き2016年になりそうですな。
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