さて、昨日はハードコアなニートが生まれた南の島々の歴史
その薩摩藩支配時代における人頭税という非人道的な搾取制度やそれに伴う人口調整
ようは「価値なき命」と社会から無理矢理に決定され
問答無用で抹殺された悲劇について書きましたが
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その生産性という人間独自の尺度にそぐわない病人や障害者などを強制的に淘汰し
優秀な種のみで社会を構成しようとする優生学に基づく悲劇
それは第二次大戦時にナチス・ドイツなどでも起きておりまして

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この障害者にかかる年間の社会保障費を数字化し
ワンフレーズポリティクスで優生的な差別観を大衆へ印象付けるポスターなど
ゲッペルス宣伝相の仕事ぶりが伺える

T4作戦などが有名

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そんな社会へ役立たずな非生産的な弱者は
サナトリウムへ集められユダヤ人と同じくガス室で虐殺

人間、生産性という尺度でモノを計れば
いとも簡単にこういう優生学に基づいた悲劇が起きるのです。

まあ一億総活躍というアベノミクスでは
露骨な優生学的差別は無理なんで、障害者保護の美名の下
陰湿で巧妙化された方法により搾取の対象にしてますが
その話は今回は割愛するとして

まさしくそんなアベノミクスで逃げ切る世代と違い
棄民として棄てられた我ら団塊ジュニア世代も
いずれにせよ非正規雇用で絞られた後には将来的にお払い箱になるのは確実な世代

ハードコアなニートなど生産性という観点から見れば
その「価値なき生命」の筆頭候補でありますが
その生命の価値判断の基準は
実体経済が暗示
いや、今や明示すように現実的には全く違うのです。

今や日本は天然資源などがある他国と違い
唯一の武器であった人的資源である生産年齢人口までも減り続ける社会で
戦争でいえば完全なる撤退戦を如何に被害者を少なく行うか?の時代

まあ前時代的な労働集約型産業で毒された脳みそでは常識的だった事柄が
ことごとく正反対になる時代なのです。

早い話が、

働き者の時代から遊び人の時代


キリギリスの時代と言っても差し支えありません。

俄には信じられないでしょうが
その過渡期にあるのでして
それは今の日本の現実が端的に示しています。

いいですか、アベノミクスで円安進行、原油安も進行
企業の業績も内部留保も過去最高で就労人口は増えまくり
給料も株価も官製で無理矢理上げて企業の”生産性”や”効率性”という観点からは
これ以上ないくらい追い風を吹かせまくっているのに
経済成長するどころか逆に後退してるのです。

つまり安倍政権のリフレを後押しする黒田氏に追われるよう
退任させられた元日銀総裁の白川氏が断固捨てなかった観点

「需要が不足」し続ける時代
これこそがデフレ日本の本質なんであって小手先の金融政策で
どーこーならないのは今やグルーグマン氏らも認めるとーり。

そんな中でいくら供給側を効率化し過去最高に儲けさせて
過去最高に給料上げても、家計の貯蓄率はなんでか右肩下がり
そんな状態で持続的な経済成長なんぞしないのです。

これが完全証明されてるのが今の状態でして
極端に考えるとより理解しやすく

つまり、”生産性”という観点を最も効率化した状態
ようは生産活動を全てロボット化した状態を想像すれば簡単に理解できるように
ロボットで全ての生産をMAXに効率化したところで企業が儲けるのには
生産されたモノを消費する消費者が絶対に必要で

そう、つまり
どんな働き者より
余暇をサービスや商品で費やす遊び人のほうが遥かに社会にとって
価値ある存在なのです。

働き者の健常者より
社会保障で保護された障害者や弱者のほうが
消費者という観点では遥かに価値ある時代なんですね。

認めたくはないでしょうが、残念ながら現実はそうなんですよ(笑)

だってどんな有能な健常者の働き者も生産性では
不眠不休でフルの効率で稼働可能なロボットには絶対に勝てないですし
そんな労働者がロボットに勝とうと不眠不休で薄給労働しても
消費者として余暇も過ごせずモノも買えず仕舞い

それ比べれば儲けた企業の納税による社会保障で保護された弱者が
旅行や趣味に興じてたほうが社会的にも資本家的にも遥かに有益な時代なんですね。
少額で投資なんかしてくれたら、それこそ万々歳です。

マジで

この厄介な罠に比べりゃ「流動性の罠」なんか取るに足らない問題でして
まだ米国や中国のような労働者=消費者
という”生産性”という尺度が入る余地のある労働者へ真っ当な対価も支払う
労働集約型産業モデルで成長できる国なら別ですが
(むしろ向こうのが付加価値を生むモデルへ移行中(笑))
今や日本はこの新しい”罠”に完全にハマっている状態で
近視眼な安倍政権により後戻り不能な状況なのはご存知の通り

そう、今はいくら働き者が何十時間働こうとも
何ら社会の成長へ寄与しないどころか
大企業の儲けと内部留保へ貢献するだけで
その働いた分、消費活動する時間や体力も減るだけでなく
今や労働時間に対する対価すら削られ貯蓄率は低下

増々、内需は萎むという次第。

当然、企業も、いや、企業こそバカでないですから
内需が壊滅的な時代、内部留保ちゅう現金は個人以上に大事
そんなお先真っ暗な日本国内に設備投資するわけがなく
この即座に海外投資可能なグローバル化した時代、
未だに労働集約型産業と”生産性”が通用する
国外へ投資するんは自明の理で円安なら尚更原材料費が安い海外で生産し
旺盛な需要で得たその儲けを円に現金化したほうがお得
だからこそ国内が不況でも企業は好きなだけ儲けて株価も上がるんですね〜
それは現実が完全に証明しています。

そう、つまり
安倍首相や日銀総裁や官僚と違い
勘の良い人ならお気付きでしょう。

なーーんで人手不足時代に
このハードコアなニートが確信犯的に労働を放棄してるかを

今後、社会的に「価値のある生命」の判断基準は大きく変わってくるのです。

そのアベノミクスにより戦線崩壊した撤退戦を被害なく戦う
リフレよりも遥かに実験的ですが遥かに効果的でドラスティック方策は1つしかないのですが

今日はここまで
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