個人的に大好きで、ライフスタイルには欠かせない核になるアーティストである
スクリーンショット 2015-10-29 83224keco016 (1)

山下達郎氏とeastern youth

一見、何の脈絡も無いどころか
ミドルオブザロードと呼ばれる王道なポップスを奏で
これ以上ない美しいコーラスワークで魅了する山下達郎氏と

あるがままの激情ボイスを歪みまくったノイズのようなギターに乗せ
パンクに発散するeastern youthの吉野氏

道のド真ん中と道の端も端、全くの正反対に思え
特に山下達郎氏のファンなどは氏と比べるとあまりにチンケ(比較的な意味で)な
パンクバンドであるeastern youthなんて意識もしたことすらない存在かもしれません。

が、しかし
ブロスに山下達郎×大根仁対談
「イースタンは発売日に買う」


当の山下達郎氏はeastern youthの音楽性や表現を
以前から大いに評価しておりまして
昔から両方とも並列的に愛聴してた自分にとって
最初にそれを知った時は個人的に凄く嬉しかったもの
確か昔の山下達郎氏のインタビューではeastern youthについて
「こんなのをやりたかったんだよ」
とか言ってたような記憶もあります。

デビュー35周年時のインタビューでも

スクリーンショット 2015-10-29 3059

090617eastern0516.jpg
やっぱり、さすがというか
おそらく日本でもトップクラスに幅広くポピュラー音楽を聴いてるであろう山下達郎氏
eastern youthの常に本質を抉るような揺るぎない表現が持つ貴重さを
誰よりも理解しているはずで

米国などのポピュラー音楽を日本語へ王道的に落とし込んだのが山下達郎氏なら
パンクやロックというフォーマットで日本人独特の叙情性を表現したのがeastern youth

まさに対極に在りながら、表現の孤高さという点では相通じるものがあり
(ブルース由来でないのも似ている)

日本語ロックが認知すらされなかった時代
自己表現するため、食べるために
否応無しにコマーシャルな活動をしてきて
今もミドルオブザロードを行き我々を音楽の幸福で満たし続ける山下達郎氏だからこそ
経済的に困窮しようとも表現を続けるeastern youthが持つ
パンクバンドとしての姿勢や貴重さも理解してるのかもしれません。

前作のインタビューでも

スクリーンショット 2015-10-29 91716

実に良いことを言ってまして
ある種、こういう王道的な存在こそ
本質性を誰よりも柔軟に理解している証拠みたいなものですね。
そして、案外ファンほど差別的で保守的だったりするもの

そういうわけで、昔から幅広く音楽を聴きつつも
個人的には不可避で自然な別れ道であったハードコアやパンクへ徹底的に傾倒したのに
いつのまにやら王道を行く親父に認められた息子のよう
そんな感じで個人的に嬉しいお話でした。
th_NCM_02898943
そんなミドルオブザロードを行く山下達郎氏こそ
こういう”道の端”から生まれる表現の貴重さを知っているのでして


だからこそ音楽は面白く、絶対に捨てられないのです。
スポンサーサイト

コメント


管理者のみに表示

トラックバック