”あの頃”を取り戻す現在進行形な「ステレオ時代」

最初は大衆的で広く浸透してた存在が
いつの間にかお高く止まった存在になり
一部の人間しか寄せ付けなくなり低迷
そして衰退していくというのは文化はもちろん

今や政治や経済でもよく見られ
その象徴がまさにアベノミクスでありますが

オーディオ業界もまた然り

まあ、今のオーディオ業界ではアンプやスピーカーなど単体でウン十万はザラ
100万以上の機器をあーでもないこーでもないとやってて
雑誌などもこのアンプは十万何万でコスパが高い!とか
やってるまあド庶民には信じ難い世界になってまして
結果、一般人は寄せ付けなくなり低迷

あれだけたくさんあったラインナップも完全に2極化し
大衆的なのは輸出仕様のあるアンプやCDプレーヤーのみという状況でして
まあ、タダでさえ敷居が高いそんな状況なのに

音楽はネットによりジャンク化

若者などが音楽に触れる機器はミニコンポすら飛び越して
今やスマホやPC
そこそこ音に拘る層が少しハイクラスなヘッドホンをUSC-DACやポタアンで聴く
というのが今の主流

過去にあれだけ大衆的ブームを巻き起こし全体的にレベルアップてした
日本が誇るオーディオ機器業界ですが
今や
上は限りなくお高く止まり
下は限りなく低く止まり
全体的に低迷の一途

どうしてこうなったのか?
色々と要因はあるでしょうが
バブル崩壊後に新自由主義的な成果主義へ誤った舵取りをした日本の弊害も1つ
そんな悲惨な状況の中、あの頃のオーディオ文化を我ら大衆の手に取り戻す
希望の星が登場

それがこの雑誌

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でして
まあその中身はハイレゾだ何だとお高く止まった今のオーディオ文化でなく
正しくあの頃夢中になって皆で試行錯誤した真のオーディオ文化がど真ん中にあり

我ら庶民を幸福にした
598(定価59800円)のスピーカーや798(定価79800円)のアンプなど
今では考えられない素敵な時代を懐古趣味で振り返るだけでなく

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この時代に現在進行形で楽しむ方法なども模索してたり
今のフザケまくったオーディオ業界へ完全に中指立てるナイスな雑誌

あの頃エアチェックに燃え音楽に貪欲だった世代には嬉しい
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今では貴重なこんな特典も付いてたりして
あの時代を知る人間には堪らない内容

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もちろん、大衆的な懐古趣味も満足させているわけで
あの70年〜90年頃のアナログ家電はワイヤリング1つとっても本当に手を抜くことなく
ラジカセですら中身はハンドメイドが基本でギッシリ

まさに今の利益重視、ユーザー軽視のインチキな自称モノづくりとは対極をなす
真にユーザー視点にたった本物のモノづくりを振り返っています。

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そうそう、今や凋落っぷりが目を覆うばかりのSONYも70年〜90年は最強でした。
まさに家電のレジスタンス的な存在で
定価3万9800円の大衆的な商品でも相当なパフォーマンスを発揮してて
いや、そういう定価4〜10万ほどの大衆的商品がSONYの最も強いゾーンでした。
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そんな素晴らしい時代の遺産であるカセットデッキは
入門機ながら今も現役バリバリ
もうこんな商品は2度と手に入らないでしょうね。

ですが、今のオーディオ機器低迷時代に
あの時代の商品を使い続けるのはあまり勧めたくないですね。

いくら素晴らしかったあの時代の性能を維持してる機器は少ないでしょうから
基本は今の時代の機器を使いどうしても代用できない部分へ投入すべきですね。
ヤフオクやハードオフとかも考えもの
基本は自分で整備しながら古い機器を使うのがベストでしょう。

それならオーディオ低迷時代にヤフオクなども活用できるはずです。

ですが、あの時代の大衆的なコンセプトを現役にするのは大歓迎
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今のオーディオ業界が失った、というか今の世の中が
誰もが独占でなく共有を重視し
オーディオ機器も自分なりに楽しんだあの時代の輝き

一部で閉鎖的に楽しむと、文化も経済も低迷し衰退するのは世の常識

マスで楽しむほうが文化も経済も深まり発展するのも世の常識


そんなアベノミクス時代に失った”当たり前”
再生のヒントがこの雑誌に隠されてそうであります。

明日の夕方
このラジオで”ステレオ”な時代を振り返るみたいなので
番組の内容はともかく興味ある人はどーぞ
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