ホントめんどくさいメディアだなあ

さてテープデッキ2台体制
時代に逆行するカセットテープライフも
いよいよガチなルーティン・ワークといきたいところですが、問題発生。

久しぶりに再起動したもう1台のソニー製のは高校時代の後半実家で使い
もう1台のほうは長らく愛知県で使い
Uターン後に同時使用したのは今回が初

でそれぞれデッキ別に録再したテープをテストして入れ替えてたところ
2台とも再生速度が全然違うことが発覚

厳密に言うとそれぞれ単独使用だと聴感上何の問題もないのですが
それぞれテープを入れ替えて使用するとビクターのが速くなってて
ソニー録音のをビクターで再生するとヘリウム声で1.5倍速的な聴感で
ビクター録音のをソニーで再生するとモーモーとした瀬川瑛子声
カウンターの速度もかなり違います。

う~ん今までは併用してなかったので気が付きませんでしたが
これではそれぞれのデッキでしか聴くことができず2台併用する意味がナシの
実に由々しき事態

なんで再生速度を調整するわけですが
専用の測定機器もテープもないので、とりあえず汎用性を優先
単独使用では両方ともピッチはマトモなんで
どちらかを基準にして聴感上のズレを
それぞれ同じになるよう再生速度を調整することにしました。
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ソニーのデッキ内部はこんな感じで
70〜80年の物量投入時代と違い90年代の入門機らしいスッカラカン状態で整備性は抜群

この間抜けですら再起動できたくらいですからね(笑)

th_NCM_00267787897.jpg

ちなみにこっちはビクターのほうで
こっちもコストダウンされた入門機らしく整備性は同じように高いのですが
ソニーに比べて開け慣れてないのと、速度調整の場所がイマイチ不明なんで
今回はソニーのを調整することに

どうもビクター製のはメーカーの癖として速い傾向にあるようなので
その影響かもしれないですが
単独使用では比較的クリアな良い音を出すので音質最優先で
ビクターの3ヘッドには手を付けないことに決定

専用の機器やテープで基準値に両方とも調整するのがベストですが
そんな機器なんぞ無いですし修理代も勿体無いので聴感上の音質と汎用性を優先し
とりあえず実用上問題なく使えるように自己調整
th_NCM_002578989898.jpg
愛用のソニー製のはこのモーターに速度調整用の穴があり

th_NCM_002978787.jpg
こんな感じで、じゃまな電源をズラして(スカスカなんでラクですがビリビリに注意)
再生しながら精密ドライバーでグリグリと調整するわけですが

今回の調整方法としては聴感上の汎用性を確保するために
ビクターので録音した瀬川瑛子声のテープを敢えてセットし
それがビクターと同じマトモなピッチの聴感になるよう
たまにビクターのと聴き比べつつ耳の感覚を頼りに調整
(少しずつやるのがコツ)

まさに聴感上のピッチ(音程)がモノを言う作業でして
楽器で耳コピした経験を活かして良い感じに調整

でも音楽を楽しむ道具
案外聴感上の感覚優先のまさに耳コピな作業が良かったりします。

当然、厳密に測定機器で測れば基準値からはズレてるでしょうが
両方とも聴感上が同じになれば実用上は何の問題もナシ
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で、録音&再生テスト
おお!今度は両方とも聴感上は違和感なく同じでバッチリ♪

CDやハイレゾと録再して比べても聴感上の違和感はないので
家庭内使用では問題はないでしょう。

問題があるとすれば更に他の機器で再生する場合
これは今回はビクターを基準にしたので多少速い可能性はありますが
基準になる音楽ソフトのカセットも今はないのでアレ

もしかしたらビクターのはいずれメーカーや専門業者で
色々と精密に調整してもらうのも考えてたりするので、とりあえずは実用最優先

中古とかで音楽ソフトのテープを買って
それを基準にストップウォッチなども併用しながら調整してもいいかもですね。

あとは多少録音時の左右バランスが両方とも微妙にズレてますが
この辺は録音時のバランス調整でフォローできる範囲で音質的にも問題はナシ
厳密には微小なアジマス調整が必要でしょうが、ほんの僅か
この辺はおいおいやるとして
とりあえずは十分実用に足る体制が確保できました。

全くフツーに音を出すだけでも実に面倒くさいメディアですが
それがなんだか楽しいんですねえ(笑)

何回も録再していくうちにシュワシュワ、フニャフニャしていく音も
なーんか愛おしく感じるからフシギ

まあ、フツーにCDやハイレゾなんかじゃ無縁の苦労ですが
このアナログな面倒くささは完全に趣味の領域ですな。

自分の手でモーモー瀬川瑛子声から普通の声へ調整する感覚はデジタルじゃ味わえません。

全く面倒くさいですが楽しいメディアであります。

さて、これでいよいよアナログなエアチェック体制が整ってきたので
今手に入るテープでエアチェック向きなのはどれか?
その辺を色々と実用しながらテストしてみたいと思います。

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