いよいよル・マン開幕

今年もこの決戦の週がやってきました。

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いよいよ待ちに待った2015年ル・マン24時間レースが開幕

予選の結果はご覧の通りですが
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やはり8MJの回生パワーが炸裂し圧倒的な速さを見せるポルシェ
コースレコードを更新する半端なさで上位独占
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レースでも圧倒的な逃げを見せるのは確実ですが
気になるのは信頼性

しかし1周あたりの速度差はとにかく半端ないので
レースでも回生パワーや燃費を駆使して抜群の勝負強さを見せるでしょうから
トラブルなく走り抜けるようなことがあればアウディの連覇を止めるのは確実
しかし速さの反面ガラスのような脆さもあり
そのキワキワな戦いが個人的には最大の注目であります。

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そしてル・マン6連覇に挑むアウディ

その飽くなき姿勢は今年も変わらず
高次元で速さと信頼性をバランスさせポルシェに何かあれば
確実に食い込む実力を持っていますしロッテラー選手の速さも見所

今年も実に楽しませてくれそうであります。

で、昨年のWEC王者のトヨタ
今年は残念ながら勝利は上位2ワークスの6台が全滅しない限り勝利は難しいでしょうね。

最近の国内におけるアベノミクスに胡座をかく奢った経営姿勢に見られるように
見通しの甘い日本企業の悪い面が出ていまして
作年の速さに胡座をかき完全に出遅れました。

そういう意味でも作年のトラブルが惜しいですが、ライバルが進化した今
相当な技術的アドバンテージを得ない限り来シーズンも厳しでしょうし
ここで尻尾巻いて撤退するようなら最初から参加する資格はないですね。

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そんなコンサバティブに陥ったトヨタはさておき
日産のチャレンジは応援したいですね。

案の定、初年度はLMP2マシンにも追い立てられる
相当な苦労をしてるようですが、その攻めたコンセプトは賞賛したいです。
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今のところ全く回生が使えなかったり最悪な状態ですが
それにしてはマアマアのタイムを出してるのでコンセプトの可能性は感じます。
パワーユニットがライバル並に開発され熟成するまで今年は完全に勉強のシーズンでしょう。

しかし空力的なアドバンテージを最大化すべく
大胆不敵にフロントへ振ったコンセプトは見所満載
回生などの条件がライバル並に揃えば十分戦えそな予感

将来的には熱回生で後輪を駆動するのも十分考えられ
ようはポルシェの前輪回生と全く逆な配置なので色々と効率的でしょう。

スーパーGTなどのフロントミッドを基本にした
FRなどもチャレンジグなように思えますし速さもMR並に実現できるでしょうが
MRに比べてプロペラシャフトやそれに伴うセンタートンネルなど
耐久性や空力的な自由度の面で耐久レースでは色々と非効率
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それより空力的なアドバンテージを活かしながら
耐久レース向きにパワーユニットや駆動系を簡潔化できるFFにしたのでしょう。

足りないトラクションはポルシェのような熱回生で後輪を駆動すれば
将来的にはプロペラシャフトなしで補完できそうですし
現在の回生量は事実上0MJ
あと丸々8MJの伸びしろを考えれば全ての駆動をフロントで受け持つのも非効率的
現在の完全なFFレイアウトも暫定的なもので
MRをステア以外前後ひっくり返した
FFベースのプロペラシャフトも要らない後輪回生マシンが将来的な仕様でしょう。

そうすれば前後PUを分割できて耐久レース的には色々と効率的

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極端に細い後輪も回生を使うとなると徐々に太くなるでしょうが
その摩耗に対するアドバンテージを活かしながら
トラクションも最大化させていくはずです。

そういう意味ではトヨタよりは個性的で挑戦的なマシンだと思いますし
PUの熟成とコンパクト化が進めばライバルより圧倒的な空力的アドバンテージや
タイヤに優しいマシン特性によりかなり侮れない存在になるでしょう。

これだけハイレベルなワークス戦争
初年度の今年はメタメタですが、その割り切ったコンセプトのアドバンテージを活かせるまで
じっくりと開発して欲しいものです。


そんなわけで今年も楽しい週末が始まりました。
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