全く当たらない

安倍政権が真正面から改憲せず姑息な安保法制を急ぐ理由に
時間のかかる改憲では間に合わない喫緊の脅威として中国の脅威を引き合いに出してますが
残念ながら、

それは全く当たらないですね。

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大体、南沙諸島は他国が領有権を争う遠い島のお話

まさに身近で喫緊な尖閣諸島などは日本が既に実効支配しています。



中国の脅威が喫緊の脅威であるという前提、それがいたずらに危機を煽る
ミスリードそのものでして
中国の脅威がホントに喫緊の危機なら集団的自衛権の前に
まずは自国の領土である尖閣諸島の実効支配を強化すればいいのです。

「でも危機を煽るだけだから」とか「カネがかかるから」
とかブツブツ言うなら

まさに安保を語る資格はないでしょうね。

中国はガス田でもそうやってブツブツ言って何もしない日本と違って
実効的に国益の最大化を図っています。

それをせずに危機だけを煽っても何の意味も説得力もないどころか
安保法制で集団的自衛権が可能なっても中国の脅威に対して何の効果もないでしょうね。

平和憲法で専守防衛の日本が尖閣諸島の実効支配強化するのも
あまり意味ないですが・・・(笑)


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中国は岩のような岩礁を大規模な物量を投入して埋め立て
レーダーや滑走路など国益のために実効支配を強化してますが
これも他国と衝突しないギリギリの範囲で自国の国益を最大化するという点では
実に当たり前のことでして、
国益のためにやるか?やらないか?意思とカネの問題。それだけの話

領有権を主張するのは周辺国も同じなんですから
他国にはその意思とカネがないだけ。それだけの話ともいえるわけで

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日本だって同じような実効支配をやってますし
国粋主義者が国旗を掲げてご満悦な構図も同じ


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遠い島における中国の実効支配強化が喫緊の脅威なら
自国に近い、いや、自国の領土とされるこの島に
軍隊が駐留する実効支配は喫緊の脅威でないのか?
自国の領土でも韓国だから良いのか?

そんな矛盾過ぎる矛盾を指摘しても可哀想なだけですし
中国の脅威に対抗するなら安保法制なんかじゃなく
日本だって尖閣諸島などでも
同じようにレーダーでも軍でも実効支配を強化すれば良いのです。


中国の実効支配強化は中国の言う通り、他国が実効支配してる領土を無理矢理に奪う
明々白々な主権侵害でなく
あくまで複数国が領有権を主張し合うグレーゾーンでの実効支配強化

つまり中国が主張する自国の主権の範囲内でというのは何も間違いでなく
他国の主権を明確に侵害しない範囲で自国の主権や国益を最大化してるだけの話
だからこそ米国もあそこまでの嫌がらせしかできないのです。

日本が過去にアジアで行った
他国の住民が既に実効支配してる地域の主権を無理矢理に侵害する
明確な主権侵害や侵略とは違うのです。

コレは非常に重要でして

南シナ海埋め立て「主権の範囲」
 中国、軍事利用も明言

その辺を無視して、いたずらに中国の脅威を引き合いに出して
安保法制を強化しても増々中国を利して
日本は損(正確には自衛隊員や国民など)するだけでしょうね(笑)

だって”中国の脅威”はあくまででグレーゾーンでの争いで
他国の主権を明確に侵害してないのですから
米国が他国の主権を侵害するためのお供強化策の安保法制や集団的自衛権なんか
中国が他国の主権を侵害しない以上、最初から何の役にも立たないのです。

そう、つまり

中国の脅威は安保法制や集団的自衛権の理由に
全く当たりません。

もう既に中国海軍の太平洋の出口は宮古島沖の公海上で合法的に確保されてますし
日々強大化する中国海軍の海洋進出は遅かれ早かれ止められないのです。

遠い南沙諸島での実効支配を引き合いに出し中国の脅威をそこまで煽るなら
まずは中国がグレーゾーンでない日本が実効支配してる尖閣諸島
(それも元都知事のせいで最近は怪しいが)
それも自分たちからは絶対に攻めてこない日本の主権をわざわざ侵害するという
そんな国際社会を敵に回す超がつく多大なリスク
それを上回る現実的なメリットが一体どこにあるのか?
まずはその具体的で現実的なメリットをこそ上げるべきなのですが
現状、そんなのあるはずはないのです。

だからこそ尖閣諸島には民間や警察力は出しても軍艦を出さないですし
ロシアと違い明確な領空侵犯もしないのでして
そんな狡猾な中国の前でいたずらに非現実的な対立を煽り
国粋主義に走る安倍政権は中国にとって最高のアシスト役ともいえるでしょう。

そう、これは楽観論でなく悲観論なのです。

実に皮肉なことですが
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