キャプテン・フィリップス

ナカナカに暇がなくて映画鑑賞どころではないのですが
専門チャンネルで録画鑑賞した
トム・ハンクスが主演した実話ベースの海洋アクション

実際の事件の経過も
この映画を宣伝したトム・ハンクスのインタビューもCNNで観ていて
個人的に気になっていた作品。


で、内容はというと
さすが実話ベースだけあってナカナカにリアル
トム・ハンクスの本人似せたであろう枯れた中年の風貌が如何にもな感じで
他の船員もそれっぽくてリアル
そんなわけで、スッと巨大なコンテナ船の航海に没入できます。

で、そんな巨大なコンテナ船を襲うソマリアの海賊
これを演じる黒人の彼らがまた迫真の演技でして
トム・ハンクスと並び彼らの演技が一番印象的な映画でした。

そんなわけで、退屈で平和な洋上航海の日常から
水上レーダーに小さな輝点が表示されてからの緊迫感はナカナカ
海賊の小型ボートを少しでも回避しようと必死に操船するあたりの描写はかなりの見応え

船長が海賊側も傍受してるであろう国際VHFを使って
ありもしない空爆を偽装するあたりはリアルでした。

海賊のボートが乗り移るあたりもCGを使ってないであろうアクションで楽しめますし
海賊乗船後の駆け引きもさすが実話ベースだけあってドキドキ感がナカナカで
純粋に映画としての醍醐味が味わえます。

そんな海洋アクションとしては非常に見応え多き映画なのですが
資本主義経済の矛盾も対比させようとしてるのか?
ハリウッド流の資本主義経済プロパガンダ?的な意図があるのか知りませんが

ガリガリに痩せた海賊と豊満な船員や屈強なSEALS隊員らの対比があからさまだったり
悲劇的な結末に絡めてなんかアクション要素以外の隠れた思想的?な要素も印象的でしたね。

なんかこの映画では英雄的に描かれる実際の船長は危険水域を航行するのに
警告する船員らと色々と揉めたらしく、その辺を伺わせる描写もあるのですが
色々とあっさりでして
大体そうでありますが
おそらく実際の現場はアクションはあっさり、人間関係はもっとドロドロしてたでしょうね。

とはいえ、海賊の若者らがソマリアの現実を思わず吐露する描写もあり
個人的には同じソマリアを舞台にした「ブラック・ホーク・ダウン」よりは
資本主義やアメリカが抱える矛盾を暗に表現してるように受けました。

そんなわけで、色々とありますが
海洋アクションとしては船舶や軍艦などリアルそのもので
後半やや冗長になりますが全体的に緊迫感あふれる作品でした。
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