最後のチャンス

俄に思惑が絡んだ物凄い増税先延ばしの解散風が吹いてますが
首相がその風に追い込まれて本当に解散するかはともかく

ここにきて既定路線化してる増税延期
今もラジオ等を聴いてると、増税延期で景気回復とか喜んでいる層もいるようで
肉屋を支持する豚というか、こういう自分から喜んで命すら投げ出す国民意識があるからこそ
この国の指導者層はこういう国民生活を無視した延命行為が可能なわけです。
(実際にやるかはともかく)

普通に考えれば8%の増税で状況が悪くなって先延ばしするというハナシ自体
野党の言う通り
アベノミクスの失敗以外の何者でもないのですが
そんな批判や沖縄知事選や不祥事自体を煙に巻こうと
自民党や与党の一部が政局重視の延命を目論み大騒ぎしてるのが解散風の本質
利害が一致してる市場関係者ももちろんです。

アベノミクスの失敗という
野党の真っ当な批判も自身が消費増税に明確に反対出来ない以上
まあ無力でして

それはともかく、政局優先で先延ばしても
8%という税率はずっと変わらず据え置きな上に
物価目標へ向けた空前の黒田バズーカ第2弾や今後もあるであろう第3弾などにより
間違いなく円安は進行し物価は上昇するわけで
足元の原油が下がってますが、絶対に国民生活や実体経済は良くなりません。

何故なら前も言ったとおり日銀が目標にするコアCPI2%はエネルギー価格も込み。

原油が下がってガソリン代などが下がった分、物価目標へ向けた物価が下落するので
日銀は更に黒田バズーカ第3弾など追加緩和して円安誘導し物価上昇圧力をかけるでしょう。
何でもすると言ってるのですから、今回のように躊躇なくやってきます。

そうするともう一段円安が進み、更に物価上昇
株価や輸出企業の給与は上がるでしょうが物価上昇には追いつきません。

追いついた瞬間、アベノミクスは終わるからです。

日銀が国債買い上げてる間はインフレ誘導しても金利は自然落下で上がらず
その確信の下、思う存分確信犯的な実弾を何発もぶち込めるわけで

実質賃金や通貨価値を下げ続けることで
タンス預金などで貯めこんだセコセコデフレマインド無理矢理にでも炙り出し
インフレマインドやリスクマインドに誘導するのが
アベノミクスの本質ですから、その目標達成なんかすぐには来ないのです。
米国ですら6年かかったのですから最低でも5年は先のハナシ
しかも相手は20年に渡るデフレマインド

走り続けるのをやめた瞬間、色々と破綻するのは確実なので
その走るのを止める時は目標が達成してアベノミクスが出口へ向かう時か
考えたくないですが、アベノミクスが破綻する時なのです。

米国は人口という経済のパイが拡大してるのでなんとか出口に向かえましたが
日本は経済のパイ自体が縮小してるので、その出口すら見えるかどうか厳しいでしょう。

なんので当面は市場は沸騰しても、実質賃金は間違いなく確信犯的に下がり続けるので
実体経済の悪化は今後も間違いなく

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その重大な徴候が表面化していまして
今のところまだマシですが、今後はもっと悪化するのは必至。

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それは消費増税が財源へ充てられる社会保障費も同じで
今後は悪化する一方

増税先送りするということは、駆け込み需要も先送り
実体経済が悪化するこの状況で唯一無二の好転要因すら先送りしたら
今回のように反動減でGDPがプラス転換するチャンスなんか
次の判断までもう2度ないでしょう。

消費増税自体に反対の自分が言うのですから、間違いありません(笑)

何度も言いますが先延ばして状況が悪くなることはあっても
何ら好転はしないのです。
相場以外は(笑)
そんな悪化するだけの状況で増税できるラストチャンスを見逃し
自身の経済政策との整合性を無視して
目先の政局的延命のために首相が解散という判断を下すかどうか本当に見ものでして

それに踊る国民もまた見もの

個人的はむしろ目先の延命のために解散したほうが
長期的には政権も国民も苦しくなると思うので
そっちのほうを選ぶとまあ、色々面白いと思います(笑)

だって10%に上げるのは変わらないのですから

ですが、この最後のチャンスを見送って本当に解散するのですかねえ
とはいえ、今後は色々と悪化するので
選挙するのも最後のチャンス

どっちをとるのか?ホント楽しみですねえ
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