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内需減少に大貢献するロボット

さてさて、今月末に出されるとされるアベノミクスの第三の矢
成長戦略

その概要が徐々に明らかになってきておりますが
日々急速に減少する労働人口と内需を拡大させるどころか
歩く海外移転で内需減少に貢献する外国人のお話をこの前しましたが

今回はその外国人より更に内需減少へ貢献するアベノミクス新戦力のお話
それが
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このとってつけたように
最近やたら
官民挙げて最近プッシュしまくっているロボット産業

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何やらこんな感じで日々急速に減少する労働人口を補う目的で
付け焼刃的に逐次投入していく計画のようで

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いちごの収穫までロボットでやろうなんてやってますが

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そのお費用3500万円ナリ(笑)

まあ、こういうシンプルな労働でも如何に人間様が高効率で優秀な存在か理解できますが
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やっぱりこういう向こう見ずな計画の
旗振り役はこちらのお役所さん
いや~お金があるところは違いますね~
イチゴもぎるのに3500万円かけてどーするのか個人的に意味不明ですが
まあ、お役所さん的にはやる価値があるんでしょう。
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他にもみかん収穫のパワードスーツやら
色々と取り組んでいるよーで
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収入とコストの天秤が果たしてどーか?

というかねえ、ロボットで労働力を代替し効率化したところで
給料を貰う人間と違って

ロボットは消費しませんよ(笑)

いくら効率よく働いても消費はしてくれません。

この際、はっきり言いますが経済成長にとって
効率よく働くロボットより
テキトーに働いて無駄使いする労働者のほうが有益なのです。

結局、ロボットなんて益々労働人口減少、ひいては内需を縮小させるだけで
まさに成長戦略とは名ばかりの真逆な政策
そんな人々の口癖は

大規模化、法人化、ロボット化

まあ日本の若者たちより
化け物や外国人が好きなよーで外国へ売る!とか言ってましたが

でもねえ農業を大規模化して
合理化すればするほど土地は有限なのですから
携わる人間の数は減り、儲けのパイは一部の人間に集約されるわけでして

結局のところ、アベノミクスなんて
富を底辺へも還元しながら経済のパイ全体を拡大しつつ成長するモデルではなくて

全て一部の資本家を徹底的に儲けさせるための政策なわけです。

労働人口や内需減少に歯止めがかからない以上
日本人資本家はもとより最終的には国家自体が立ち行かなくなるでしょう。

なんでそんな愚かな政策をとるか?

あの戦争に答えが集約されています。

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