2017年08月11日の記事 (1/1)

捨て石島嶼防衛 完全解説その1

さてさて、いよいよきな臭い時代になってきましたが、
愛国者を自称する安倍政権の積極的平和主義。
その美名の下、捨て石にされる島嶼防衛のカラクリと裏側を全部明かしちゃいましょう。

フェイクな嘘が無い自衛隊開示の資料を使ってね。
積極的平和主義
安倍政権下の平成25年に同時に改編された防衛大綱やそれに伴う中期防衛力整備計画。
その根幹を成すのが、意味不明な存立危機事態が懐かしい積極的平和主義。
そして、その積極的平和主義の名の下に整備されるのが、統合機動防衛力。

この2つのワード。覚えておきましょうね。
中期防衛力島嶼防衛
そして、その統合機動防衛力で更に重要になるのが
島嶼防衛に部隊を”機動運用”(コレ重要ですよ)

統合機動防衛力詳細
そんな機動運用にこそ最大の矛盾が隠されまして
意味不明で解り難いそれを拡大してみましょう。

いいですか、機動力というのは本来なら外へ侵攻、すなわち、先制攻撃するために
移動する能力を指すわけです。

百歩譲って防衛のためとしても、他の部隊が”移動しないといけない”
軍事的な空白地帯を自国内へ作ることを意味します。

図で言うと点線で囲まれた南西諸島の島嶼部がそれに当たります。

そう、最初からこの島嶼部は軍事的な空白地帯になるのを前提にされてるわけで
そこへ侵攻するために黄色い旅団や師団や
ピンクの矢印で強調された佐世保の水陸機動団(所属の第4師団は動きません)が
奪回のため動く段取り。
コレ、敵地でなく自国内ですよ。

動かない白い旅団や師団を見て下さい。
点線で囲まれた沖縄にも不動の旅団があるのです。
なのに奪回という捨て石を前提にされてるわけ
一体全体何のために第15旅団はあるのでしょうか?

何故こんな自国内を最初から捨て石にするアホなことをしてるのか?

答えは簡単、与那国から沖縄〜奄美大島まで
最初から本気で守る気なんかさらさらないからです。

三段階
コレは自衛隊が想定する島嶼防衛における3段階の防衛態勢。
以前も書きましたが、超がつくほど重要なんで、
この3段階態勢は絶対に覚えておいて下さいね。

最初から答えを言いますが、専守防衛の日本の自衛隊は①の
「平素からの部隊配置による抑止態勢の確立」コレだけで済むのです。
当たり前でしょ?
何の為に自衛隊なんて名前つけて莫大な国家予算を増税してまで投入してるのか?
全ては①のため

なのにわざわざ、
急速な機動展開や水陸機動団による奪回

という本来なら外征、つまり敵地攻撃能力で違憲の範囲である
2段階を取ってつけたように後から追加した理由があるんですな。
与那国から奄美大島まで捨て石にして

いいですか、何度も何度も言いますよ。よく考えて下さい。
自国内で防衛の為に上陸部隊を機動運用するバカな軍隊がありますか?
普通は外国へ遠征するための上陸部隊であり、そのための機動運用であり
米海兵隊などもその為に駐屯してるのです。

何故捨て石にするのか?いよいよ簡単な答えを大公開。
自国内を捨て石に奪回とすれば事実上の遠征部隊であり
憲法違反な水陸機動団による機動運用でも、
自国内で完結し憲法上、合憲の範囲で説明がつくからです。


水陸機動団
以前も書いた通り、そんな水陸機動団も”万が一”なんてわざとらしく前置きするのは
全ては自国のためでなく自衛隊を米国海兵隊の弾除け役にするため。

いいですか、たかが”万が一のため”に
高い高いオスプレイを駆使するこの部隊は新設されるんですよ。
何度も何度も言いますが、そんなのは方便で米海兵隊のため。

だから、沖縄から撤退する米国海兵隊を必死になって引き留め
中国の脅威を背景に辺野古や高江や南西諸島の島々も
自衛隊が主導して基地をゴリ押し整備してるのです。
オスプレイ必要性th_20170611-20170611-IMG_9373.jpg
そして、その主要な装備が値段が高くて危ないコレ

そんな正社員でも手に余りPTSDバリバリな海兵隊の危険任務を
派遣社員である自衛隊が代行するために水陸機動団を教育する必要があるから
沖縄に海兵隊が居てもらわないと困るのです。

米軍だってタダで弾除けが増え移転先も含め基地は整備してくれるし
高い高いオスプレイも買ってくれるし、南の島で利害が完全に一致しウハウハ。
そのための共同訓練なんですね〜。

辺野古移転滑走路
普天間基地の代わりなんて嘘も方便で
辺野古V字滑走路は普通の飛行機を運用するのに
長さが全然足りないオスプレイや強襲揚陸艦専用ですよ。
普天間基地の代替になる能力なんてありません。滑走路長くしたら辺野古の海は埋め立てで全滅。
ようは海兵隊というより自衛隊の水陸機動団のための中継基地。知ってますか?
駐留負担
高江等のやんばるの森はその訓練地。奄美大島等も同様ですよ。
その訓練地帯であり、軍事的に捨て石にされる空白地帯の費用も日本が払います。

移転グアム
で、派遣社員で弾除け役の水陸機動団が独り立ちしたら
正社員の海兵隊はお家へ帰宅。
(今やお家も安全ではないですが)
グアム移転費用

で、そのお家へ帰るカネも自衛隊が持つんで、悪しからず。
そう、以前も述べた通り、派遣社員の自衛隊は積極的平和主義の名の下に
集団的自衛権
正社員と同じ危険な遠征任務をしますが、自国内の防衛では米軍全てが補助役。

共同なんて書いてますが、日本の防衛に対して一義的な義務は一切なく
あくまでも主体的に危険な任務をするのは自衛隊。米軍は補助役な客体。
ちゃーんとガイドラインに明記済み。

これで自衛隊を米軍、特に危険な海兵隊の下請け役にするため
この南西諸島が中国の脅威や機動運用という
もっともらしい言い訳のため捨て石にされれる理由がよく解ったでしょ?

そう、あなた方は今度もまんまと軍事的に意味のない
利害や野望のため騙されているのでして

次回はそれを更に掘り下げます。

きな臭い時代に流されてる中、ここまで看破してるのは
ナカナカ無いと思われるので実に実に貴重ですよ〜。
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