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カテゴリ:モータースポーツ の記事リスト(エントリー順)

 【26//2016】

久しぶりにモータースポーツの話題
今年は過去にあれだけ情熱を注いで観ていたF1も
完全に興行として色々と終わった感があるんで、やっぱり4輪で気になるのはWEC
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新技術に果敢にチャレンジし僅か2シーズンで
新世代ダウンサイジングターボのハイブリッドを極めた王者ポルシェの新車は無論
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それに対抗するアウディなど
色々と母体の不祥事で揺れながらもモータスポーツは完全に別
今年も見るだけでワクワクするエキサイティングな新車を投入してきてて
実に楽しみ

しかしアウディの新車はカッコイイですな〜
ポルシェもフロントマスクはどこか往年の名車を彷彿とさせる貫禄すらありナカナカ

さて、昨シーズンはライバルの超絶なる進化に
保守的なコンセプトのマシンで完全に置いていかれたトヨタ
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今年はカラーリングも一新しコンセプトも完全にブランニューな新車
TS050をついに投入!

コンセプトムービーでも解る通り
TS030〜040までの3.4〜3.7リットルの自然吸気V8エンジンベースのキャパシタ使用のハイブリッドから
2.4リットルV6のツインターボのリチウムイオンバッテリーのハイブリッドと
モーターとエンジン合計出力1000馬力のパワーはそのままにダウンサイジングターボ化

回生テーブルも8MJに上げつつ4輪駆動はそのままで

王者ポルシェやアウディとも違う独自のダウンサイジングターボ化を遂げていて
まあ、楽しみ

前年王者だった昨年
ポルシェやアウディにボロ負けしたのをトヨタは逆に名誉に思うべきですよ
歴史と伝統を重んじる欧州文化
それだけ本気で挑んできてた敬意の現れで中途半端に撤退したり参戦したり
目先の新しいモノや目先の利益を重視するなら
あれだけVWに不祥事があった今年も撤退しています。

そういうのとは別次元に文化として欧州のモータスポーツはあるわけで
事実、目先に利益に囚われたF1ですら瓦解しつつあります。

ポルシェはV4ターボはコンパクトさや少ない気筒数からくる
部品点数の少なさなど耐久性や省スペースなど色々とメリットを極めてくるでしょうし
トヨタのV6は熱効率などの面で有利でしょうし
総合的なパワーや駆動系式も違いますし熟成すればかなり良い勝負ができるでしょう。

しかし熟成までには正直言って苦労するはず。

そんな時代だからこそ

どんなに無様に負けようと
コツコツと愚直に参戦し続ける先に文化の担い手としての未来が見えてくると思いますし
欧州人の凄いところはこういう新しいテクノロジーに対する挑戦の裏で
古いクラシックカーも大切にし税金を減税したりしてるところ

街の景観一つとってもそうですが
そういう目先の利益を優先しない先に歴史や文化は生まれるわけで
古いクルマに税金をかける目先の利益を優先する国の自動車会社はその辺をこそ
身を持って学んで欲しいですな。

新しいクルマを作り売るのも良いですが
文化としてクルマを根付かせたいなら古いモノも大事にする懐の深さをこそ大事にして欲しいですね。
その先に欧州人と肩を並べる自動車文化や勝利も見えてくるような気がします。

そういう意味で今年のWECやル・マンも目が離せないですね。
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いよいよル・マン開幕

 【12//2015】

今年もこの決戦の週がやってきました。

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いよいよ待ちに待った2015年ル・マン24時間レースが開幕

予選の結果はご覧の通りですが
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やはり8MJの回生パワーが炸裂し圧倒的な速さを見せるポルシェ
コースレコードを更新する半端なさで上位独占
スクリーンショット 2015-06-12 18105
レースでも圧倒的な逃げを見せるのは確実ですが
気になるのは信頼性

しかし1周あたりの速度差はとにかく半端ないので
レースでも回生パワーや燃費を駆使して抜群の勝負強さを見せるでしょうから
トラブルなく走り抜けるようなことがあればアウディの連覇を止めるのは確実
しかし速さの反面ガラスのような脆さもあり
そのキワキワな戦いが個人的には最大の注目であります。

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そしてル・マン6連覇に挑むアウディ

その飽くなき姿勢は今年も変わらず
高次元で速さと信頼性をバランスさせポルシェに何かあれば
確実に食い込む実力を持っていますしロッテラー選手の速さも見所

今年も実に楽しませてくれそうであります。

で、昨年のWEC王者のトヨタ
今年は残念ながら勝利は上位2ワークスの6台が全滅しない限り勝利は難しいでしょうね。

最近の国内におけるアベノミクスに胡座をかく奢った経営姿勢に見られるように
見通しの甘い日本企業の悪い面が出ていまして
作年の速さに胡座をかき完全に出遅れました。

そういう意味でも作年のトラブルが惜しいですが、ライバルが進化した今
相当な技術的アドバンテージを得ない限り来シーズンも厳しでしょうし
ここで尻尾巻いて撤退するようなら最初から参加する資格はないですね。

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そんなコンサバティブに陥ったトヨタはさておき
日産のチャレンジは応援したいですね。

案の定、初年度はLMP2マシンにも追い立てられる
相当な苦労をしてるようですが、その攻めたコンセプトは賞賛したいです。
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今のところ全く回生が使えなかったり最悪な状態ですが
それにしてはマアマアのタイムを出してるのでコンセプトの可能性は感じます。
パワーユニットがライバル並に開発され熟成するまで今年は完全に勉強のシーズンでしょう。

しかし空力的なアドバンテージを最大化すべく
大胆不敵にフロントへ振ったコンセプトは見所満載
回生などの条件がライバル並に揃えば十分戦えそな予感

将来的には熱回生で後輪を駆動するのも十分考えられ
ようはポルシェの前輪回生と全く逆な配置なので色々と効率的でしょう。

スーパーGTなどのフロントミッドを基本にした
FRなどもチャレンジグなように思えますし速さもMR並に実現できるでしょうが
MRに比べてプロペラシャフトやそれに伴うセンタートンネルなど
耐久性や空力的な自由度の面で耐久レースでは色々と非効率
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それより空力的なアドバンテージを活かしながら
耐久レース向きにパワーユニットや駆動系を簡潔化できるFFにしたのでしょう。

足りないトラクションはポルシェのような熱回生で後輪を駆動すれば
将来的にはプロペラシャフトなしで補完できそうですし
現在の回生量は事実上0MJ
あと丸々8MJの伸びしろを考えれば全ての駆動をフロントで受け持つのも非効率的
現在の完全なFFレイアウトも暫定的なもので
MRをステア以外前後ひっくり返した
FFベースのプロペラシャフトも要らない後輪回生マシンが将来的な仕様でしょう。

そうすれば前後PUを分割できて耐久レース的には色々と効率的

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極端に細い後輪も回生を使うとなると徐々に太くなるでしょうが
その摩耗に対するアドバンテージを活かしながら
トラクションも最大化させていくはずです。

そういう意味ではトヨタよりは個性的で挑戦的なマシンだと思いますし
PUの熟成とコンパクト化が進めばライバルより圧倒的な空力的アドバンテージや
タイヤに優しいマシン特性によりかなり侮れない存在になるでしょう。

これだけハイレベルなワークス戦争
初年度の今年はメタメタですが、その割り切ったコンセプトのアドバンテージを活かせるまで
じっくりと開発して欲しいものです。


そんなわけで今年も楽しい週末が始まりました。

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WEC第2戦 スパ6時間

 【04//2015】

先週末はWEC第2戦のスパ6時間が開催



ハイライトはこんな感じですが
今回も回生テーブルを上げたポルシェの爆速ぶりとアウディの強さが目立ちました。

しかしトヨタの遅さは絶望的
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今回は前回同様ハイダウンフォース仕様(以下HD仕様)を持ち込んだとはいえ
同じHD仕様のポルシェには3秒以上離されてますし
ル・マンの先行テストともいえるローダウンフォース仕様(以下LD仕様)のアウディにも
全く太刀打ち出来ない状態
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唯一HD仕様のアウディ9号車とはかろうじて勝負になりましたが
なぜLD仕様を持ち込んで来なかったのか?色々と不可解でして
まあ、期待するとすればル・マンでお目見えするであろうLD仕様の速さなのですが
HD仕様なのにポルシェの爆速ぶりを見ると
信頼性はともかくスピード勝負ではかなり厳しい状況かもしれません。

中嶋一貴選手の怪我も心配です。
前回も言ったように現行型のTS040に採用されてる
F1ベースともいえるV8NAの4輪回生パッケージは色々と頭打ちが見えてきてるような気がします。
今や貴重な官能的なサウンドなど個人的には好きなパワーユニットなのですが
些か前時代的ともいえます。

今やF1ですらダウンサイジングターボですからね。
燃費などの効率もそうですし、重量マスの集中化などの面からも
小型で軽量で高効率パワーユニットを投入する局面な気がしますが
後追いで投入する以上、思い切って冒険してきたライバルに追いつき追い越すには

相当なエポックメイキングが必要でライバルは熟成化に注力する中
それ以上に冒険が必要な状況。
空力やサスペンションもライバルに比べて保守的ですし
もうある程度は来年仕様の先行開発にリソースを割いても良いと思うのですが
トヨタ首脳陣の判断が見ものです。

しかし、昨年比で3秒速くなったトヨタですら置いていかれるほど
ガチガチなガチンコ勝負ですが、欧州メーカーは5秒以上の改善を想定してたのでして

本気で継続的にヨーロッパメーカーに挑むなら
ここで負けて去っているようでは永遠にモータスポーツ文化の一員として認められないでしょう。
向こうが5秒以上改善するなら7秒速くする想定と気概を持つ者だけが
勝てるカテゴリーなのが未来の技術の先行見本市であるWEC
本気で自動車文化を担う気があるなら挑む価値は十分にあるでしょう。

だらかこそF1にはない魅力があり面白いのです。

驚くべきは欧州メーカーの先見性と懐の深さでありますが
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ポルシェの回生パワーは今回も強烈

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アウディのLD仕様ですらオー・ルージュからケメルストレートであっという間に追い抜き
置き去り

これでLD仕様が出たらル・マンの直線でどんなパフォーマンスを見せるのでしょうか?
末恐ろしいものがあります。

それでいてダブルスティントにも対応できる燃費やシャシー性能も
高次元で持ち合わせているので小型軽量化により良い好循環が発生してる模様

唯一の死角である信頼性こそ相変わらずですが、
これも今回は18号車がアウディの7号車と最後まで接戦を演じ
順調に改良されてるので侮れません。

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優勝したアウディも相変わらずの強さでロッテラー選手の走りもさすがでした。
速さと強さが高次元でバランスされててル・マンでも本命でしょう。
現状のところ

ポルシェが速さではブッチギリですが終わったら13秒差の大接戦
これが長丁場なWECの魅力で楽しさ。

そんなわけで、ル・マンを占う意味で非常に重要な戦いが終わり
あとは本番

ポルシェのLD仕様の恐ろしさは?トヨタのLD仕様の実力は?日産の実力は?


まだまだワクワクが止まりません。

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止まること無い凄まじき進化

 【13//2015】

いよいよ待ちに待った2015年のWECが開幕!


その激アツな開幕戦シルバーストン6時間のハイライトはこんな感じ

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いや〜昨年あれだけ速かったトヨタTS040
今年はそんな昨シーズンの正常進化バージョンを投入したのですが
そのアドバンテージは完全に消滅
コースに合わないマシンを特性を鑑みても
圧倒的な速さを誇ったスプリント的なアドバンテージは無く
遅いながらも信頼性と安定感でなんとかまとめたという感じ

うーん昨年の好成績が逆に仇となったような気がしないでもなく
NAエンジンと6MJで変更なしの回生量などキープコンセプトなBバージョン的マシンですら
あっちゅーまに置いて行かれるWECの進化競争の凄まじさ
トヨタ独自の武器は信頼性と4輪回生だけになってきた感じ
特にハイブリッドシステム
とりわけ、昔のF1チックな(個人的には好きだけど)大排気量マルチシリンダーNAと
回生システムはダウンサイジングなターボや熱回生の導入も含めて
(個人的には86など市販車へ訴求できるコンパクトな水平対向エンジンもアリ?)
そろそろ根本的に色々と見直す時期にきたように思います。
(本来なら昨シーズンで攻めるべきなのでしたが・・・)
そんな置いて行かれた感のあるトヨタでも昨年比では2秒速い正常進化してるのですが
ライバルの更なる進化の前にはコンサバティブなシロモノ(WEC恐るべし)
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昨シーズンの2MJから4MJへエネルギー回生のテーブルを上げてきたアウディ
ハイブリッドのエネルギーマネジメントだけでなく空力的にも徹底的に攻めたコンセプトが炸裂
信頼性もキープしており速さの進化度ではトヨタの進化度が1とするなら
1.5倍という感じで総合力ではアウディがリードしてる感じ
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ロッテラー選手の凄まじいレースペースやコース特性に合ったマシンと相まって
見事にレースを制しました。

昨シーズンの苦境の裏で今シーズンのマシン開発へ抜かり無くリソースを割いた成果でしょう。

そして驚くべきはポルシェ
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昨シーズンですら攻めたコンセプトだったのに
今年は6MJからエネルギー回生テーブルを8MJにアップ
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そのハイブリッドシステムもライバルより攻めたコンセプトで
フロントのMGU-Kと呼ばれる運動エネルギー回生システムだけでなく
MGU-Hと呼ばれるF1でも採用される排気熱を回生するシステムにも
参戦初年度から積極的に挑戦していて
今年はライバルに先駆けて回生量も上限の8MJにチャレンジ


V4ターボという超コンパクトなダウンサイジングターボと相まって
その瞬発力は爆発的

コーナやブレーキングでのスタビリティが高いアウディと
コーナー立ち上がりから直線で爆発的な加速を見せるポルシェ
その対照的な2台のサイド・バイ・サイドは凄まじいものがありました。

その凄まじい速さの進化度合いはトヨタを1とするなら
瞬間的な速さでは2くらいいってそうな感じ

比較的横方向への入力が強いシルバーストンですら
あわよくばアウディを食うほどの速さを見せたわけで
その回生量を実現する燃費も驚異的

他のサーキット、とりわけル・マンでは信頼性さえ確保すると
ライバルにとって相当な脅威になりそう
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何しろこのマシンが色を変え
ドクターゲロの人造人間のように番号違いで3台も投入されるのですから
いや〜耐久王恐るべし
です。

回生量も含めた進化の伸びしろは
早々に上限の8MJに達したポルシェは少ないですが
早期から技術的な挑戦をしてる分
後は速さをフルに発揮できるような熟成や信頼性確保などに振ることができるので
今の圧倒的な加速を見るに色々と有利

トヨはあと1回アウディはあと2回の回生テーブルUPのチャンスを残してますが
ポルシェのような技術的なチャレンジも含めるとまだ遅れてるので
どこかでポルシェ的な攻めを決断する必要な気がしますし
ポルシェの速さにおける先行度合いを見るに、それは早いほうが良いでしょう。

そんなワークスがしのぎを削るハイブリッドでギリギリの戦いが
更に4倍も続く今年のル・マンは超激アツな予感

というか、6時間の耐久レースとは思えない秒差のスプリント
本当にWECは凄まじい領域に来ましたなあ。
次のスパで各メーカー
ル・マンへ向けた仕様の実力も色々と測れそうですが
そうそうル・マンスペシャルといえば

こちらの国産メーカーにも色々と期待してるんですが
この凄まじい領域に達したライバルに比べるとチト厳しい予感がしてきました。

しかし本当に恐るべし進化競争でワクワクも止まることはありません。

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開幕間近

 【27//2015】

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いよいよ開幕が迫るWEC
3大ワークスの2015年仕様のマシンも出揃いテンションが上がってきてますが
トヨタのカーナンバー1が眩しいですな。
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15年仕様のトヨタTS040
他のチームより思い切ってローノーズに振ってきたそのフォルムは
特徴的でよりマッシブ感が増して個人的にはメチャクチャ好み
新しい色使いのライト周りやホイールも非常に良い感じで

いや〜やっぱり新車はテンション上がりますな
あとは実際の速さが気になるところ

8MJに回生量を上げてきたポルシェなど
他のワークスのマシンも速そうでカッコよさは相変わらず
いや〜今年も熱くなりそうな予感

そして更に嬉しいニュースが
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小林可夢偉、
トヨタWECのテスト兼リザーブドライバーに就任


いや〜これは本当に待望というか
一言、お帰りなさい!

という感じ、
小林可夢偉の実力からしてレギュラーは時間の問題
ル・マン初制覇へ向けて最高のタイミングで復帰した感じですが
あとはどの号車に乗るか
日本人的には長年のトヨタワークスを支えた中嶋一貴選手との絡みがやや複雑なところですが
そこは実力の世界

中嶋一貴選手も譲らないでしょうしトヨタも上手く配慮するでしょう。

いや〜開幕へ向けホント色々と楽しみにな状況ですが
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そうそう、今年から復帰のコチラのワークスはやはり苦労してるようで

日産、ル・マン24時間に注力するため
WEC開幕2戦は欠場へ


こんな展開
ですがねえマシンのコンセプト的に
ル・マンに絞った完全なスペシャルマシンなのである意味当然ともいえそう。

その侮れないFFコンセプトのキモは以前も書いた通りですが
空力特性をフロントに集中したそのスペシャルマシン

懸念はやはりゼロ発進から空力性能が作動するまでの速度域におけるトラクション

そこはやはりミッドシップだったりAWDだったりする
他のワークスが有利な部分

なのですが、WECが他のカテゴリと大きく違うのは
トラクションコントロール(TCS)が使える点

そのコーナー立ち上がりなど
空力性能が作動するまで速度域もTCSが一切禁止な他のカテゴリと比べ
WECだとシステムの性能いかんでは補えるわけで
その弱点を完全にカバーしないまでも
メリットで補える範囲まで補正できるとしたら?

そう、その横方向を捨て縦方向に割り切ってるようにもみえる日産のマシン
1250馬力ともいわれるパワーユニットなど
おそらく直線上でのパフォーマンスはナカナカな性能を秘めてそうで
仮に他のチームよりもコーナーや立ち上がりは遅くとも直線上で圧倒的に速いとしたら?

その5速(ル・マンへ限れば合理的)とも言われるミッションといい
完全に耐久性能やら直線でのパフォーマンスやら
ル・マンのサルテ・サーキットへ割り切ってる感じ

ここまで割り切ってると逆に潔い感じ
ハマれば面白くなりそうな限定的マシン

初年度はまあ相当に苦労するでしょうが
ル・マンへ限れば今後も決して侮れない存在でその熟成如何では
横Gの大きなコーナーのないサルテ・サーキットでは相当に面白くなりそうな予感

まあ、そんな感じであっという間に書き殴れるほど
色々と語るべき点も多い今年のWEC

いよいよ役者も揃ってきた感じで
あとはどんあドラマが展開されるのか?
来月シルバーストン6時間から開幕です。

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