FC2ブログ

奄美群島&ミサイル基地問題の記事 (1/28)

改めて重要な大前提

今や南西諸島は空前絶後の大軍拡の波が押し寄せ、日米一体というより
日本の防衛局主導による軍事基地の建設ラッシュ。
とにかく急進的に進む軍事化。その日々動き続ける具体的な状況は、
日々インスタントな媒体で個人的に発信してます。
この場では、平和を希求する上で後に効いてくるであろう重要なポイントにのみフォーカス。
大手メディアや為政者や識者などからも、全く指摘されないまま、
中国や北朝鮮の脅威を煽動する防衛局の欺瞞だけが独り歩きし、
怒涛のような基地建設強行の前に隠され流されてる重要な事実関係。
あえて、立ち止まり、それを改めてじっくり指摘しておきたいと思います。

th_石垣島1
これは、先日行われた石垣島の住民説明会で配布された資料の一部ですが、
まあ、こんな感じで「南西諸島では中国の軍事活動が活発化しておりますよ」
「だから南西諸島には空白地帯を埋める基地が必要なんですよ」と、
一見すると思うような作りになってますが
今回も結論からバシッと言いいますけど、

中国が南西諸島で行う軍事活動は国際法上、
全て合法的な活動であり


南西諸島に基地を何個作ったところで
中国の軍事活動が収まるどころか、
活発化する可能性すらあります。


嘘だと思うでしょ。でも、これ本当の事なんですよ。
自称保守側は勿論、リベラル側ですら
この防衛局の詭弁を全く指摘できてませんので、以下にじっくり解説します。
th_石垣島2
これも石垣島の資料ですけど、3つのグラフを使って中国の活動が活発化してるかのような
露骨な印象操作が行われています。これ、全部ミスリードですからね。

先ず、左の尖閣諸島の領海(これ重要)進入の日数。
これ、軍事活動ではなく、公船(これとっても重要)
つまり、日本でいう海上保安庁、警察権での話し。
しかも更に重要なのは、その日数は年々減ってますからね。

何が軍事活動の活発化?非軍事活動の沈静化じゃないでしょうか?酷いもんですね〜
で、領有権を係争中の島の12海里内へ軍艦で侵入し
挑発的な軍事活動を行ってる国があるのを知ってます?
航行の自由作戦というのを、どこかで聞いたことあるでしょう。

米「航行の自由」作戦に中国抗議 

th_航行の自由作戦
あら〜こっちのほうが、12海里内の領海内における軍事活動。
ちなみに昨年は自衛隊も合同で行い、非合法の挑発活動に手を貸すよう促されましたが、
流石にヤバイと認識してるのか、領海内の侵入は避けてました。
当たり前です。これやったら最後、中国が今の公船でなく、
海軍や空軍を使って尖閣諸島の領海、領空内に侵入しても一切文句は言えなくなりますからね。

この事実もこうやって説明するまでは知らんかったでしょう?
僕は中国の味方なんか一切する気なく客観的な事実関係を提示してるだけ。
自衛隊資料や自称保守系の報道を使って。
中国はよく我慢してるほうですよ。
領有権を係争中の島だから、領海内でも強気に出ず大目に見てますけど
立派な軍事挑発行為ですからね。

いずれに火種になってもおかしくないですよ。中国でなく米国側が先に手を出す形で。

それを踏まえて、残りの2つ中国機の活動。
th_中国機ルート
公船ではなく軍用機による活動なんですが、残念ながらこれも12海里の領海や領空でのお話。
以前も書きましたが、この赤いルートは国際法上、全く合法的な活動であり
主権が及ぶ12海里の領海や領空より先の活動である以上、
自衛隊にはそれを止める軍事的な手立ても国際法上の根拠もありません。

th_b0007805_12152987.jpg

緊急発進の数が増えてるのは当然。2013年に日中両国間に防空識別圏という
これまた国際法上、領空侵犯にならない自由に設定し放題のエリアが領海の外に設定されました。
それに伴い東シナ海上でご覧の通り、日中間では防空識別圏というエリアが広大に重複。
いいですか、これはお互いが緊急発進をするための恣意的なエリアであり
国際法上の根拠や規定は何らありません。
早い話し、お互い好き放題に設定できるわけです。

そんなエリアが重複すれば緊急発進の回数増えないほうが、おかしいわけで
少子高齢化で人が減って求人数が増えるくらい当たり前。
ミスリードもいいところ。知ってましたか?こんな基本的なこと

th_石垣島3
つまり、基地を作ろうが、この宮古島と沖縄本島の間を通る中国機の活動はなんら牽制にはなりません。
ロシアも中国機もそれを十二分に理解してますから。威風堂々としたもんです。
ロシアなんか10年以上前から定期ルート化していますから、中国機もそうなりますよ。
文句があるなら、そう規定してる国際法やその関係機関に文句言いましょう。

th_石垣島8
そんな島にこんなの並べたところで、中国機や艦船は堂々と通過して行きますよ。
だって哨戒機などを使い敵の軍事情報を合法的に収集できるんですから。
僕が中国の立場ならそうします。

そう、中国の活発化する軍事活動へ対抗するとか言う前に
国際法上全く中国機の活動は合法であり、南西諸島を軍事化しようが
何度も言う通り、その活動はなんら掣肘されません。
むしろ、こういう露骨な軍事的挑発が続く以上、その活動は情報収集も含めて
更に活発化する可能性すらある事を、強く指摘しておきたいと思います。

こんなことはマスコミで全く報じられませんし、勿論、指摘もされませんからね。
リベラル側も含めて。こういう基本的な事から丹念に指摘していけば無茶苦茶な事ばかりなのに
まあ、全く困ったもんでして、そりゃ、やりたい放題やりますよ。

更にこれへ日中の国力差や地理的な差異も絡んできますから
この軍拡が如何に無謀で愚かか?
有事が有っても無くても、今度も身を以て体感する前に事前に欺瞞を見抜くのは
自己防衛上、実に大事なのです。
スポンサーサイト

主体はあくまでも自衛隊

この沖縄の民意も美ら海も蹂躙する愚行。
防衛大臣の言う通り、日米同盟のためではなく

th_スクリーンショット 2018-12-15 138902

辺野古
「日米同盟のためでなく日本国民のため」防衛相


日本のために沖縄、もっと言うと南西諸島が犠牲にされるのです。
あの戦争と同じ構図。今度は高額で無駄な武器も含めて米国経由ですが・・・。

この辺野古の新基地も含めた南西諸島で法も民意も倫理も無視して急速に進む軍拡化。
米軍ではなく日本の自衛隊が主体。
リベラルの人も防衛白書は勿論、
防衛大綱や中期防衛力整備計画やそれに伴う概算要求なんか読まないので、
この最も基本的な事柄を知りません。
知ってても、なんか有事の際に米軍は守ってくれんだろうな。と、ぼんやりとした抽象的な感じ。
まあ、反対する側もそういう感じなんで
米軍、まして、世界をローテーションする殴り込み部隊の海兵隊が抑止力になる。
なんて言う、酷いミスリードが堂々とまかり通り。
反対勢力も根本から反論できないのです。

おそらく野党やリベラルとされる本土のマスコミなどもわざとやってるんでしょうね。
だから、僕でも簡単に指摘できる以下の事実を放置してる限りは、
本土の野党やリベラル勢力なんか信用してません。個人的に。

サラリーマンの人なんかこの事実を知らずに
旧ソ連よりも酷い無駄な軍拡を強引に推進するために、高い高い税金を絞り取られるのですから、
基本的なことは先ず知ってたほうが良いですよ。

リンク先にある防衛白書の本編のPDF第Ⅱ部の第4章の第2節
をクリックして下さい。そこの263ページ「日米防衛協力のための指針の概要」に注目。

th_スクリーンショット 2018-12-19 2087998
ご覧の通り、日米防衛協力のための指針。所謂防衛ガイドラインには
日本に対する武力攻撃が発生した場合、
主体的に防衛作戦を実施するのは
日本の自衛隊

米軍は自衛隊を支援・補完する。

と、しっかり書かれてるんですよ。
以前も少し書きましたけど、この基本中の基本な事実を知ってました?

これ、最新バージョンの平成30年度版防衛白書からの引用ですからね。
有事の際に米軍は支援や補完こそすれ、あくまでも主体は自衛隊。
そもそも、普天間基地の海兵隊は本土に駐留してたのが
本土での反対運動激化により沖縄へ押し付けられて来たものであり、
最初から、地政学的に沖縄へ駐屯する理由なんか1ミリもないのです。
だから沖縄も高江や辺野古など、海兵隊の新基地には反対運動をしても
ある程度は抑止力になる空軍基地や海軍基地は容認し反対運動なんかしていません。

何故なら、海兵隊が展開するのに使用する強襲揚陸艦の母港は佐世保であり、
その艦載機であるF35Bは岩国基地に居ます。
オスプレイやCH53Eだけ遠い普天間基地へ置く必要性は勿論、
辺野古に新基地を作る必要性もなく
むしろ佐賀や長崎などへ置いたほうが、自衛隊の水陸機動団や「いずも」等とも連携できて便利なんです。
沖縄の人のほうが防衛省より国土防衛を真剣に考えてますよ。

だから辺野古新基地も日本の防衛局が、軍事的な合理性でなく
政治的なマターで主導し、文字通り強行してるのです。

殆ど沖縄に対する差別や虐め、弾圧みたいなもんですよ。
島嶼防衛という、南西諸島を最初から捨て石にする破綻した防衛戦略のためにね。

この最も基本的な事実を抑えてから、
辺野古の新基地や南西諸島の自衛隊配備を捉えないと
防衛省の合理性の無い無謀な強行を許すだけですよ。

その海兵隊に国土も軍艦の甲板も自衛隊員や南西諸島島民の生命まで差し出す
その原資は全て日本の思いやり溢れる莫大な税金。

何かあっても米軍や日本の特権階級は一切損せず、
何かあって損するのは、今度も日本の庶民なんですから。

重要な大前提

さて、鎮西30演習も終わり、南西諸島でエスカレートする軍拡化の懸念。
IMG_0397.jpg
敵ミサイルの呼び水にしかならない。
それらを個別にじっくりと掘り下げる前に、「中国が攻めてくる」という
中国脅威論を背景に防衛省や御用マスコミのミスリードにより大きく誤解され、
殆ど知られてない大前提を改めて確認しておきたいと思います。

例によって、結論から先に言いますが
南西諸島で軍拡しても
中国への牽制には一切なりません。


いいですか、中国の海洋進出と言いますが、進出してるのは太平洋ではなく
東南アジアから西の所謂、一帯一路の方面であります。南シナ海などの人工島もその一環。
そもそも中国は宮古島と沖縄本島の間にある公海上の回廊から
太平洋へ空母も飛行機も合法的に進出できます。

KIMG3316.jpgKIMG3317.jpg
以下の図は航空自衛隊の公式パンフレットからの引用ですけど

KIMG3314.jpg
ご覧の通り、中国は宮古島と沖縄本島の間の公海、もう一度言いますよ、公海上から
合法的に飛行機も航空母艦も潜水艦も領土から12海里内の領空や領海を
一切侵犯すること無く太平洋へ進出できるのでして、近年は軍用機もそれに沿って飛行しています。

これも誤解が多いのですが、領土問題の係争地である
尖閣諸島の12海里内にある領海を侵犯してるのは
中国の公船(軍艦ではない)

であり、ここ何年も軍艦も軍用機も領海や領空侵犯なんかしておらず
合法的に堂々と上記の公海上の回廊を使って太平洋へ出てるのです。知ってました?

むしろ同じ領土問題の係争地であり、中国が実効支配中の南シナ海の人工島の12海里内。その
領海を軍艦で侵犯してるのは、
航行の自由作戦を行う米軍

でありまして、これは意外と知られてない事実。同じ領有権を主張してる無人島。
よっぽど米軍やそれに手を貸す自衛隊のほうが即撃沈されても
文句は言えないほど、国際法上無法者としか言いようがないような無茶苦茶をやってて、
公船でちょっかいを出す中国のほうがよっぽど寛大なのです。知ってました?
これと同じ事を中国が尖閣諸島で軍艦や軍用機使ってやったら大騒ぎですよ。

そもそも実効支配を強化するなら相手は軍隊ではない公船や武装漁民。
韓国や中国のように尖閣諸島へ警備用の基地を作れば十二分に事足り、よほど牽制になるのです。
南西諸島へミサイル並べ立てるより遥かにお金もかかりませんし、
遥か遠い沖ノ鳥島でできて尖閣諸島でできない理由はありません。
即、抑止力になり実効支配も強化されます。でも、それは絶対にしないのですよね。不思議と。
尖閣諸島から遠い南西諸島へ莫大な国費を使いミサイルを次々と置くくせに。

上記のような理由により
cnf730-jpp022977895.jpg
成長に伴う範囲内のマイペースで軍拡する中国へ張り合おうと
いくら南西諸島へ”空白地帯を埋める”とミサイル並べて軍拡しても、
この合法的な空白地帯は埋まりません。
中国は堂々と宮古島と沖縄本島間の公海上を通過して太平洋へ出るでしょうし
合法である以上、日本にそれを止める物理的な手段は違法な軍事先制攻撃以外にありません。

そもそも中国は資源のある西へしか興味ないですし
軍事的なリスクに応じるだけの資源のない太平洋へは、
合法的に公海上の回廊を通って堂々と通過すれば事足ります。
それが気に入らないからと、身の丈に合わない軍拡化しても無駄な足掻きも良いとろで
もはや軍事的な挑発でしかありませんし、身の破滅を招くだけです。

それが軍事的な挑発でないとしたら
ロシアが北方領土でミサイルを並べてるのを一切批判できませんよ。

そんな軍事的な挑発をエスカレートさせて、
万が一自分から中国へ軍事的なちょっかいを先に出そうものなら
今度も同じ愚か歴史を繰り返すだけでしょう。

いざという時は孤立化する山上の基地

どうやったら攻めるか?敵の視点に立つと見えてくる事柄があります。
特に、後先考えず愚かな軍拡を進めるこの国においては。

th_DJI_0041.jpgth_DJI_0004.jpg
奄美の豊かな山の上に物騒な基地を造成して、今度はどこと戦争する気か知りませんが
この基地は災害時に役立つという名目で、地元が率先して誘致し、国費で造成されてるのです。
行事

でもねえ、いざという時はこんな位置も固定され衛星からも丸見えな基地。
真っ先に徹底的なミサイル投射により破壊されますし、


連隊
だからこそ、自衛隊もわざわざこんな大規模な車輌で移動する部隊を配置してるのです。

しかし、そんな都合良く事が運ぶと思います?
以前からロジスティクス面で、補給線を海路や空路に頼る島全体が孤立化する懸念は
この場で散々警告した通りなんで、今回は割愛しますけど、
島内ですら、災害時ですら、自衛隊の基地や部隊ごと孤立化する懸念を今回は指摘しておきます。

th_奄美CC孤立化想定図
これは奄美北部に造成中の地対空ミサイル部隊の駐屯地。
奄美CC地区ができる予定地の空撮地図ですが
ご覧の通り、僅か4箇所のポイントにある道路を破壊するだけで
孤立化させ基地ごと封じ込めることが可能になります。

うち2箇所は狭い林道。
そんなわけで他の島と違い、深い森の中にあるので
この道路を破壊されると空路以外は兵站の生命線は完全に絶たれます。
たとえキャタピラの付いた戦車であろうと

今回、自衛隊が島嶼戦争で投入する車輌はどれも大型の装輪車ばかりなので
この道路を破壊されると、ヘリに積める軽車両や兵員以外は
バイクすら走行困難な深い森の中へ閉じ込めることが可能になります。
重鈍なミサイル車輌や装輪戦車なんか論外。

th_瀬戸内孤立化想定
これは南部にある瀬戸内地区も同様で、ここは3箇所を破壊するだけで
深い山岳が周囲を囲む基地ごと封じ込める事が可能。

そんな事せずとも有事の際は、直接基地や港湾や空港ごとミサイル投射で破壊すれば事足りるので
まあ、あれなんですが、他の平坦で迂回路が多い島と違い
奄美大島は戦術的にも道路を寸断するのは、基地や空港や港湾など固定拠点を破壊した後に
移動部隊の活動を制限する意味においても、実に有効。

そう、つまりは奄美大島は山岳が多く他の島と比べ3次元空間的に縦深が深いのですが
移動する道路網が整備されてないと、厳しい山岳に阻まれ活動が極めて困難で
容易に孤立化するのです。

th_スクリーンショット 2018-09-08 9098th_スクリーンショット 2018-09-08 7987809
この道は奄美CC地区へ通じる県道の画像ですけども、平時でもご覧の通り
ちょっとした大雨などで簡単に通行が制限されます。

2010年の豪雨災害のまとめ

を見てもその地理的な脆弱性がよく解ります。

スクリーンショット 2018-09-08 15787
スクリーンショット 2018-09-08 153
スクリーンショット 2018-09-08 806

いざとなれば、奄美大島はこれだけ面積がある島にも関わらず
全周道路すら整備されてないので、生命線は南北を縦断する国道58号のみ。

そこのチョークポイントが寸断されると自衛隊の基地どころか、空港や港湾すらいとも簡単に孤立化します。
長年、振興予算の名目で国費使っても、余計なハコモノや都市開発に予算を浪費し
インフラの整備を怠ってきたツケですが、それは自衛隊の基地にも当てはまります。

災害時は道路が脆弱なため自衛隊の基地ごと孤立化する可能性が高いので、
そこからヘリなどを飛ばすしか意味ないですし、ヘリは駐屯地に常駐してるわけではありません。
(基地にヘリパッドはあっても格納庫は無し)本土や沖縄からヘリ飛ばすしかないので、
実質的には基地が無いのと同じ。

こんな市井の間抜けにすら指摘できる基本的な事すら想定せずに
災害時に役立つと信じ込んで山上に国費使って基地を作ってるのが、この国なんです。

今度もあの戦時中と同じく、なんとかに付ける薬はありませんが
ミサイル部隊などの移動部隊が生き残りを図るなら、
抗堪性(こうたんせい)を高めるしかありません。
ようは、簡単に破壊される道路などでなく、トンネルなど地下道を掘って
移動式の部隊を運用するしかないのです。

390502f0.png
96106707.jpg
9bd935d474a6e72e89ed41e1b26cf67e.jpg
仮想敵国である中国は当然のように、それを整備してますが、
果たしてこの奄美大島でそれが可能なんでしょうか?

確かに他の島に比べて、坑道を掘る縦深はありますけど
それだけのトンネルを山上の駐屯地から掘るとなると全周道路以上に莫大な国費がかかります。

”地下の万里の長城”を構築する中国ならそれも可能でしょうけど
果たして南西諸島ではどうか?
特に平坦で地下に水脈が走る宮古島なんか絶望的ですよ。

せっかくの移動部隊もさとうきび畑から丸見えじゃ袋の鼠もいいところ
確実に破壊されるでしょうね。

そこまで深く考えず配備してる間抜けさなんですが、抗堪性に関しては
日本を大量の移動式ミサイルで射程に収める中国のほうが遥かに上です。

まあ、こんな事言うだけ無駄でしょうし
自称愛国者と違い、前もって指摘するだけ僕も優しいですね。

ほったらかして自爆させるほうが、楽なんですから。
こんな軍拡よりも優先すべき課題はこの島には山ほどあります。

オスプレイの訓練地と中継基地になる奄美大島

戦後73年。
奄美大島では自衛隊の基地等、北から南まで大軍拡の波が押し寄せていますが

th_IMG_4317.jpg

th_IMG_4583.jpg
この山上や市街地の上空をスレスレで飛び回るオスプレイもその断片の一つ。
貴重な自然や平穏な暮らしに侵入してくる自衛隊基地だけでも
個人的には切実なる懸念材料なんですけど、この主権回復した意味がまるで無い欠陥機が飛び回る現状。
自分がこの目で直に見たそれらを少し纏めてみましょう。

オスプレイという断片一つとっても奄美大島は何から書いて良いかわからないほど
th_20170611-IMG_9376.jpg
空の玄関口である奄美空港も、まるでオスプレイの中継基地であるかのように
恒常的に利用されています。
これは昨年の6月、奄美空港に緊急着陸した海兵隊普天間基地所属のMV22オスプレイですが、
この機体はその2ヶ月後の8月にオーストラリア沖で墜落し乗員3名を死亡させています。
今は亡き13番を付けた個体。それを目に見たこの時から個人的には恒常化する予感はありました。
だからこの時は静止画を収めただけで、さっさと帰ったくらい。
「どうせまた来るだろう」という思いがあったからで、はからずもそれは当たることになります。
th_IMG_4406.jpg
奄美空港への緊急着陸。アメリカ海兵隊のMV22だけでなく、この6月には
この4月にアメリカ空軍の横田基地へ配備するべく陸揚げされたばかりの5機の中の1機
配備前の訓練のために嘉手納基地へ輸送する途中の空軍型CV22オスプレイが緊急着陸。

th_IMG_4409.jpg
th_IMG_4607のコピー
th_IMG_4593のコピー
th_IMG_4449.jpg
そのトラブルは実に深刻。駐機は異例の長さとなりました。
ご覧の通り、プロペラは折りたたまれ整備クルーが点検作業などを行いましたが
th_IMG_4520.jpg
レンタカーに乗る警備クルーと機体を残し、整備クルーは輸送機に乗り嘉手納基地へ一時退去。
空軍型のオスプレイは海兵隊のMV22と違い特殊作戦部隊が使う特殊作戦機。
この輸送機もただの輸送機でなく空中給油を含めたオスプレイの支援機で
自身もオスプレイ同様に地形追従レーダーなど特殊作戦機能を持ち、
ここ奄美大島でも低空飛行で何度も目撃したことのあるMC130コンバットタロン。
それが何度も奄美空港と米軍基地を往来し物資や人員を輸送しました。
th_IMG_4656.jpg
そして台風が通過する前にこのような係留がされた直後の6月中旬

th_IMG_4750.jpg
なんとオスプレイは民間航空会社の格納庫へ収納されました。
その後、上記のコンバットタロンによる物資が搬入されエンジン交換


前日にテスト飛行した翌日の7月4日。来た時とは正反対の格納庫前へ姿を現したCV22オスプレイ
ご覧の通り、その後に西日本へ壊滅的な豪雨災害をもたらし台風の影響で
目まぐるしく天候が変わる中、点検を済ませエンジン始動後に滑走路へタキシング開始。

th_IMG_5298.jpg
緊急着陸オスプレイ 1ヵ月ぶり奄美空港離れる
台風が迫る中、逃げるように横田基地へ飛び立ちました。
離島の足である民間機の格納庫まで整備に使った居座り劇はなんと1ヶ月という日本機新記録。

そんな居座り劇からの疲れも癒えぬ今月14日
th_IMG_6058.jpg
オスプレイ、奄美空港に緊急着陸 昨年6月以降で4回目
またも海兵隊のMV22が緊急着陸。
去年6月の今は亡き13番を付けたオスプレイの緊急着陸から1年弱で数えて4回目。
この夜間に往来したオスプレイは故障機が飛び立った後に整備クルーを運んだ別物。
そんな感じで台風が迫る中でも海兵隊はお構いなし。オスプレイを複数機飛ばし手慣れたもの。

でも、手慣れた海兵隊こそ深刻なトラブル突然はやってくるんです。去年もそうでした。
オスプレイ経緯
これは琉球新報が纏めたオスプレイが起こしたトラブルの経緯ですけど、
墜落など大きなトラブルこそないですが、奄美大島の奄美空港はマイナートラブルだらけ
th_IMG_4661.jpgth_KIMG2316.jpg
その度に事実上のオスプレイ中継基地、洋上へ浮かぶ不沈空母として利用されてる状況。
迷彩服も私服も含め空港ターミナル内に米兵たちが彷徨く様は異常でしたね。
あの居座り新記録の1ヶ月間は。
上の写真にもありますが、防衛局や国交省の職員も率先して手を貸してるような雰囲気さえあります。


何度も言いますけど、
th_20170611-IMG_9389.jpg
この昨年の6月に緊急着陸した13番を付けた海兵隊のMV22オスプレイは2ヶ月後の8月
オーストラリア沖で墜落し、この世にはいません。
名護沖のように堕ちてないのは単に運が良いだけでしょう。
空中給油や着艦中の事故だから大丈夫だという意見もありましょうが

th_IMG_4573.jpg
th_IMG_4581.jpg
th_IMG_3422.jpg
しかし、このオスプレイは空港への緊急着陸だけでなく
ご覧の通りの低空飛行で奄美大島の上空を高速な飛行機モードで恒常的に飛び回っているのです。
th_0f9a3ac5ccdd2729e4b1e52bf7dd5a45.jpg
パープルルートと呼ばれるこれ一つとっても、航空法なんか完全に無視した危険極まりない話。
とても主権国家とは思えない治外法権な酷い状況がまかり通ってるのが現状。
この轟音を伴い低空飛行してる真下には小学校や中学校があります。
危ない欠陥輸送機の低空飛行訓練地に中継基地にされ
もうオスプレイだけでも今や完全にめちゃくちゃな奄美大島ですが

th_c516ef3f.jpg
th_DJI_0028.jpg
同じような懸念材料が日の丸掲げる山の上の自衛隊基地内にできるのです。
オスプレイが2機は駐めれそうな広大なヘリパッドやガソリンスタンド等を伴って。
海兵隊や空軍でも持て余すのに手下の自衛隊が扱える代物とはとても思えないのですが、
この奄美大島は自衛隊版のオスプレイに関しても、
佐賀空港から沖縄などへの中継地点にあるので困ったもんですよ。

th_IMG_4436.jpg
そして、その懸念材料は奄美大島だけではありません。
横田基地では昨日、8月15日にこの奄美空港で深刻なトラブルを起こした
レジナンバー0071もいよいよ飛行再開。
138008037997695511228_c130-2_20130925123940.jpgimages.jpeg
空軍型のCV22オスプレイ5機は配備直前と思われます。
正式配備後は首都圏エリアも他人事ではないでしょう。
C130輸送機でもVFRと呼ばれる有視界飛行による低空飛行訓練はやりたい放題ですから、
オスプレイが例外なわけありません。
まして、低空飛行がメインの特殊作戦部隊なら尚更。

こうやって事実を羅列するだけでも疲れる奄美大島の現状。
1年ちょっとの間、それもオスプレイという断片を並べるだけでもこんな状態。それでもほんの断片。
愚かな軍拡に突き進む時代なんで、もっと目に見える形で色んな懸念材料が噴出してくるでしょう。
それを淡々と記録していくだけです。消されないように。