音楽・カルチャーの記事 (1/62)

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何かと時代が急変し、この南の島の野良犬一匹すら平穏に暮らせない事態ですが
教授こと坂本龍一氏の8年ぶりの新譜を頻繁に聴いています。

特にNHK−FMのクラシック番組が終わった後の夜の時間帯に
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普通のポピュラー作品やジャズやクラシックとも違い
その8年間熟成したコンセプトも含め、気軽に聴く類の音楽ではなくth_CIMG6160.jpg
本当の意味で腰を据えじっくり聴く作品なんで、今やバックナンバーとなってますが
音楽専門誌やこの美術手帖などのインタビュー記事を併せて読むと、更に深く楽しめますよ。th_CIMG6163.jpg
”非同期”と銘打ったこの作品。
教授なりのアプローチで”音楽”をより高次元で再定義した作品でして
「聴く」ことを主眼においてます。

確かに作り手や弾き手や歌い手の独りよがりな部分も大きいですからね音楽というのは。

そういう意味で、この作品は楽器の音だけでなく環境ノイズすらも
聞き手が主体となり主観で楽しめれば「音楽」として成立し得る。
というジョン・ケージ的な境地へ教授なりのアプローチで到達してる作品でしてth_CIMG6161.jpg
全てが手に届く範囲にある小さいミニマルなスタジオで作り込まれたこの作品。
聴く度に解るんですが、散漫がちだった精神が嫌でもソリッドに集約され
音へ集中される感覚が味わえる孤高とも呼べる作品。

それでいて、M、つまりミュージックな部分は破綻させずに
絶妙なバランスで成立するよう作り込まれてるのは流石の一言。
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自分も似たような環境(ただの貧乏な狭いド庶民の部屋ですが)なんで
ステレオに混ざる窓越しのノイズやらが非同期性と同期し、増々感覚が鋭敏化するわけで
そのヤバイ中毒性は個人的にフリージャズ以上ですな。

広くリッチなリスニング部屋でなく狭い茶室的な空間で
感覚を鋭くし、文字通り「音」を茶の如く精神的に嗜む。

そんな聴き手主体のアルバムでして、まさに音だけでなく精神的な領域における
原点回帰な”和”のテイストも感じられますが、無論それは教授いわく
一通り西洋も含めた音楽全般を踏まえ、”和”へのクリティシズムも経た上でのアプローチ。

ミニマルから壮大なオーケストレーション全てを経た教授だからこそ、
音楽を突き詰めていけば精進料理的なアプローチになるのは必然的だと思いますし
だからと言って、作品んp音空間や響きがデッドで狭いかというと、さにあらず
むしろ精神が音に対してソリッドになる分、心眼的には広大に拡がるんですな〜ここら辺も流石。

そんな教授だからこその作品。
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特に美術手帖の特集では、音楽に限定せず教授の過去の作品や芸術的アプローチの総括や
影響を与えたアーティストや作品なども詳しく網羅してるんで読み応え十二分。

そんなわけで、こんな音楽が細分化されインスタントな時代だからこそ
本当の意味でじっくり腰を据え、”音”を”楽しめる”教授の作品は貴重で素晴らしいものがあります。

照明を暗くして雨音なんかと共に聴くと味わい深いですよ。

そうそう教授はもう「音楽」であることすらどうでもいい。
とすら言ってますからね。
個人的には別なベクトルですが、大いに同感しています。
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RANCID 新譜

野良で単身や数少ない野良仲間と連携し
全力で逆回転中の時代へ抗うべくPUNKな活動中のワタクシ。

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そんな腐りまくった時代へ孤独な闘いを挑む背中を押してれそうな新譜を
表向き聖人中身腐った政治家より
見た目とは裏腹にドがつくストレートな大御所が今月9日にリリース



チェインスモーカーズな時代へ逆行するような、そのサウンドは相変わらず最高。
風貌も含め貫禄を増しております。
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無論タイトル通りなトラブル発生機の野良犬はLPで予約しましたよ。


コレ、
コレ、
どんなに歳を重ねようが、媚びないこのアチチュード。

爽やかさなんぞ一欠片もないですが
単身腐りまくった時代へ闘いを挑む闘争の糧として
末永く愛聴できそうな作品の予感がプンプン。

我ながら野良犬の鼻は利きますからね。
野に入り集中しながら、実に楽しみです。

朝はまったりヨーロピアン感

最近朝に稼業やらの合間に狭い仕事兼書斎兼怠け部屋の穴蔵で
よく聴いてるのがヨーロピアン感のある女性ボーカルのLP
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親父形見も混じる大貫妙子のヨーロピアン三部作は個人的に朝の定番になってまして
坂本龍一ら豪華なメンツが参加してるこの三部作
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所々テクノなフレーバーも漂わしたり独特なヨーロピアン風サウンドになってて
3部作全て良いので甲乙付けがたいですね。

んで、最近よく聴いてるのが
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この親父形見のナナ・ムスクーリ。
ガキの時には聴く気にならなかったんですが、このエーゲ海のミューズ
ええですな〜
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このLPはそんなエーゲ海のミューズが世界の名曲を旅するという
コンセプトになっておりまして、世界の名曲もナナ・ムスクーリが歌うと
どことなくエーゲ海感が出るのが不思議。その独特な癒やし効果が半端ないっす。
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そんなわけで、ただでさえ忙しない時代。
風邪で若干グロッキーな今なんか、この辺のLPを熱いレモンティー飲みながら聴くと
朝のひとときを超リラックスできて助かっています。

久々にLPで聴く00年代初頭オルタナ

巷はGWですが、行楽客トラップは確実なんで狭い穴蔵でLP。
一昨年末から再開したアナログレコード。
親父形見や小学生〜高校時代まで買った個人的なコレクションが主ですが
プレーヤーは親父形見などがあったんで、
それ以降も特別に好きなアーティストが出すLPなどはちょくちょく買ってました。
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その中にやっぱりこの辺の90年代後半から00年代初頭の
邦楽オルタナティブがあります。

最も好きなバンドであるeastern youthのこのアルバムはスペシャル。
この頃は完全にCD全盛でLPは滅多に出てなかったような時代。
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無論CDも買ってますが、この頃のeastern youthはメジャーでも勢い?があって
このアルバムもスペシャルにLPで買ってミニコンポに繋いだ親父形見でたまに聴いてた次第。

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坂本商店時代の帯には懐かしい知的オルタナティブバンド
ファウルの名もあったりして感慨もひとしお。
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やっぱりLPで聴くと爆音侍も味わいが違います。
まあ、他人にはノイズにしか聴こえないかもしれませんが。
同じ痛み?を知ると沁みるんですな〜コレが
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数こそ少ないですが、この当時は他にも色々と邦楽のオルタナティブをLPで買ってまして
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このミクスチャーなスケボーキングなんかも、今聴くと色々と新たな発見があります。
ラップの入るジャンルというか電子音楽的なのはあまり聴かないのですが
この辺はバンド的?でスクラッチやトラック作り等、アンサンブルもバランスが絶妙。
このアルバムはカバー曲とか入ってて、メジャーでもそこそこ売れた記憶があります。

なんかこの頃で邦楽のラップやヒップホップ的なサウンドはエエ感じに完成されてた感。
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そんなわけで、青春を過ごした爆音LPサウンド
潜水艦にある艦長室のような狭い仕事場兼暇潰し部屋ですが、
ソファでだらけながら聴く味わいや格別であります。

LPで聴いてます。

ユーミンLP
やっぱりユーミンはLPで聴くと最高ですね。
親父形見も含めコツコツと学生時代にド田舎地元のレコ屋(今でもアーケードに健在)で集めたのを
アナログに復帰してからは改めてじっくりと聴いてますよ。

状態はそれぞれ違いますが、やっぱりユーミンは小さい時から特別なんですなあ個人的に。

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ユーミンのLPは荒井由実時代も含め、このEXPRESSなラベルが殆どですが
上の写真にあるように最後のほうはラベルもジャケット風に凝ったデザインになってます。
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最後のLPはバブル直後のCD時代には定番になる3D加工も施されてて
個人的には色々と思い出深いです。
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何故かカセットテープでも買いましたからね。
CD移行期のあの頃は家庭内の事情でプレーヤーが専有できずに
レコードやCDが突然聴けなくなったりして
同じタイトルを複数のメディアで買ったりしてました。
(スマホとかないので、ガキや学生にも金銭的余裕があった)
無論、高校生中盤あたりからの完全CD移行後はないですが

そんなわけで、ユーミンのは中身も含め芸術作品ですが
LPは特にその要素が強いですね。

初期のアートワークも実に素晴らしいですが
見開き時代の色んな加工がされたLPは色々と豪華で良いですよ。

CD時代のほうがセールスも伸びたのですが、最近よく聴くのはLP時代が多いですね。
当然ですが、ユーミンの作品に甲乙なんて付けれません。
どれもこれも個人的にはスペシャル。

LPは面倒くさいですが、レコードで聴くユーミンは味わい深いですよ。ホント
ちゃんとセッティングして聴く最近はCDより良いですな。

学生の頃は親父形見なアナログ機器でもセッティングとかテキトーだったので(笑)
勿体無い話ですが、ほんとに色々と良い時代でしたね。

ノスタルジーはあまり好きではないですが・・・。